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元転職エージェントのITエンジニアが、Twitter転職してみた結果

Twitter転職はエージェントを使うよりタフな交渉力を求められる。

こんにちは、たすくです。

 転職エージェントからエンジニアに転職して1年数ヶ月、より開発のスキルを高めるために、Twitterを使って転職活動をしてみました。

ネタバレ

 Twitter経由でお声がけ頂いた企業様に2月18日よりお世話になります!!

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僕が転職してやりたかったこと

 一番は開発スキルを高めたいことです。現職では開発エンジニアが一人で実装するというパターンの仕事が多く、コードレビューされることも全くありませんでした。そのため、比較的モダンな環境でレビューされる文化があるところで、経験を積みたいと言うのが転職してやりたいことです。

Twitter転職をしてみて思ったこと

 通常より、自分をさらけ出す勇気が必要だな、と感じました。ツイートのとおり、僕は職務経歴書をほぼほぼ包み隠さず公開しています。これは、ポートフォリオサイトを作っていなかったという側面もありますが、とにかくこのツイートを見て声をかけてみたい!と思わせる必要があると感じていたからです。

 晒すことのリスクもあります。事前に今の職場に退職の意向を伝えていたり、調整している場合はまだ良いですが、そうでない場合は、個人が特定できてしまう情報を表に出さないと、うまくいかない事が多いTwitter転職は、やめておいた方が無難でしょう。

 他に、スケジュール管理・年収/入社日などの交渉を自分で行わなければならないのも結構大変でした。当初、週に3日ずつ面談を設定していこうと考えていたのですが、ご連絡頂いた企業様とどんどん調整していったら、平日全部埋まってしまうということも何度かあり、体力的にしんどかった時もあります。
 また、思いがけず選考が早く進んでしまったところも出てきてしまい、結果的に内定から1ヶ月半お返事をお待ち頂いたり、と心苦しい場面もありました。そういった場面でもしっかりと自分の希望を伝える、強いハートがいります。

Twitter転職(リファラル)とエージェント

 Twitter転職では、WantedlyやGreenのような求人メディアに比べ、スカウトの連絡をくださる方が、しっかり公開されている職歴書やポートフォリを見ているように感じました。そのため、僕の場合は一部を除いてマインドや指向性に大きなギャップを感じることが少なく、わきまえた対応をしていれば内定をいただけることが多かったです。(年齢的な部分もあり、ポテンシャルを大きく評価くださっていたので、大きく人による部分だとは思います。。。)

 一方、転職エージェントの場合、希望条件の話になった際、やはり現年収と希望年収のギャップを指摘される場面がありました。自分もエージェントとしての経験があるのでとても理解できるのですが、エージェントには、現年収ベースでの条件提示が原則という感覚があります。
 しかし、現状一定段階のエンジニア(経験があり、且つ高年収ではない)に関しては売り手市場ということもあり、現年収はそこまで気にしていない印象を受けました。
 実際にTwitter転職で内定を頂いた後、エージェント経由で受けた企業に対して、自身を持って希望を伝えられ、予想を上回るオファーをいただくとこもありました。
 また、選択肢に無かった企業を紹介してもらえるという点では、転職エージェントは優秀で、その全部を排除して転職活動を行うというのは少しもったいないと思います。

Twitter転職に向いている人とは

向いている職業

●  クリエイター
●  ITエンジニア
●  スタートアップに転職したい営業・マーケター

 Twitterを採用に活用しようという企業は増えていますが、まだ多くはありません。また、業種も限られていますので、結局はWeb系への転職が多いのではないでしょうか。

特徴

●  転職活動バレしても、あまり支障がない人
●  客観的な自分の市場価値を示せる人
●  常日頃からアウトプットを意識している人

 ”客観的な自分の市場価値を示せる人” というのが案外難しくて、Twitterで希望年収を提示している人の中には、現年収をベースに考えて、自身の年収を低く抑えてしまっている人が多くいます。これはエンジニアやクリエイターの地位向上という面で考えても、あまり良いことだとは思えませんし、スカウトに来るのも、SESや転職エージェントばかり、ということになりかねません。
 なので、希望年収を書く際はぜひ現年収ではなく、自分と同じスキルの人がいくら位もらっているのか、もらっていてほしいかを意識して、書くようにしてほしいと思います。

おわりに

 今回転職活動をする上で、Slackでつながっているエンジニアの友人や、参加しているコミュニティの方々に、大変お世話になりました。
 職務経歴書をレビューしてもらったり、プルリクもらったりもしました。
周りの人に意見を求められる環境が会ったからこそ、今自分の中で納得のいく転職活動が出来たように思います。

 採用でお会いした方々も、とても貴重なご意見を頂いたり、実際にそれで新しい目標が出来たりと、僕にとってとても充実したものでした。

 今後、僕自身が成長することで、どこかにその恩を返せたらいいなと思っています。

 どうぞ、今後共よろしくおねがいします!

追伸
干し芋載せなきゃ転職(退職)エントリーじゃねえ!(意訳)と言われたので載せます…

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