2023支部対抗戦予選(1/4)

今回、支部対抗戦で北海道代表となり、4/21~23の東日本大会に出場できることになりました。せっかくなので反省も込めて振り返りをします。

支部対抗戦は3人1組の団体戦で、アマ四段以上の免状を持っていない人に出場資格があります。私くらいの人が最も輝ける大会です。

今回は仲のいいメンバーを無理矢理誘ったところ、快く組んでくれました。本当にありがとうございます。

私は三将で出場しました。実際に私が3番手の実力なのと、ライバルチームのオーダー読みでそうなりました。

初戦の将棋は△相手の三間飛車に▲へなちょこ急戦の予定が、▲37桂の前に△22飛としてきたため、▲棒銀に変更。

初戦の将棋から

【第1図】で▲38飛の予定でしたが、△45歩(A)▲33角成△同桂▲35銀△27角で自信なしと判断。【参考1図】

しかし(A)▲66歩で居飛車+300とのこと。【参考2図】
ただ、これは相当に選びづらく、△65歩とか△46歩とか、後手は色々やってくる。こういう現場対応が必要だから居飛車急戦は難しい。

一応古い定跡でこういう手は見たことあるけど・・・


本譜は似た意味で先に▲66銀(あまりいい手ではない)としてから▲38飛として色々進んで【第2図】。
ここでは少し良くなったと感じました。
【第2図】から▲16歩△35金▲15歩で【第3図】。


【第3図】では次に▲24歩や▲41角などの楽しみがあり、指しやすくなったと感じました。
【第3図】から△38歩成▲同飛△49銀▲41角△33飛で【第4図】。

次の1手

【第4図】から先手の私は間違えたのですが、方針を決める局面として、次の1手問題。

本譜は失敗

本譜は【第4図】から▲35飛△同飛▲63角成【第5図】でこれは失敗。△58銀成で1枚はがされるし、飛車も捌かせてしまいます。

正解は【第4図】から▲63角成△38銀成▲52銀!【参考3図】

最後の▲52銀が見えてなくて(▲64馬や▲54馬じゃあパッとしない)この順を断念したのだけど、【参考3図】は駒の損得はないものの、△33飛、△35金、△38成銀が働いていないのが大きく、次に▲75銀~▲44角が厳しい狙いになるため、居飛車優勢となります。

【第5図】と【参考3図】を見比べてみるとすごい違いです。

本譜はその後勝ちはしたものの、内容的には微妙でしたか。
しかしチーム2-1勝ちだったので結果的に大きな仕事だったようです。

次回は第2局です。早ければ明日にでもまた執筆します。

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