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「複利で伸びる1つの習慣」を読んだけど、人生アイデンティティ形成ゲーだわ。

最近この本を読んでいるんだけど、なかなか面白い。
特に面白いと思ったのが、人間の習慣は「自分がどういう人間であるか?」といったアイデンティティを基準に作られているということ。

言葉が自分という人間を作っている。人間の行動の90%は無意識に行われているけど、それはアイデンティティに基づいたものになる。

例えば「自分はいつも遅刻する」と思っていれば、事実だと勘違いして脳みそは遅刻するような習慣を働きかけてしまう。

自分が「発達障害を持っているから人生クソだ」「生きづらいことこの上ない」という言葉を使っていたとき、実際にめちゃくちゃ生きづらかった。

「発達障害を持っている自分は生きづらいことに違いない」というアイデンティティによって感じ方・考え方・受け取り方が無意識に変わってしまったから。

同じことが起きてもどう受け取るのかは人それぞれ。

電車で席を譲ってもらったという同じ現象が起きた時に「余計なお世話だ」というおじいちゃんと「心遣いありがとう」というおじいちゃんに別れるのも、このアイデンティティが関係するんだろう。

「余計なお世話」というおじいちゃんは、年寄り扱いされたくない。
「心遣いありがとう」というおじいちゃんは、労ってくれる若者に感謝する。

どちらが正解とかは置いておいて、どんな人間でいたいか?という日々のアイデンティティによって、目の前の行動は変わってくるということ。

話を戻すと「発達障害だから人生クソ」と考えるアイデンティティであれば、クソな現実を認めるための材料を脳みそが持ってくる。

「発達障害を持っていても環境を変えれば変化数かも」と考えるアイデンティティがあれば、試行錯誤したり模索する思考になる。言い訳するよりも、自分が変わるべき理由を探そうとするだろう。

この書籍を読んで思ったのが「自分がどうなりたいのか?」を改めて明確にしないといけないということ。

目先のテクニックで習慣を作るのではなくて、どういう自分でありたいか?そのためにはどんな行動を取るべきか?を考え直すいいキッカケになった。


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