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手負いの獣に追撃したらアカンわ

夫に昨日、久しぶりに不満を漏らされました。

内容としては、シンプルに「朝寝過ぎでは?」ということ。

夫はもう少し短くても大丈夫というか、夜多少遅くなってもなんだかんだ早起きが出来る人間なんですよね。そんな夫だからこそ、私は寝過ぎに見えるんでしょう。

いつも優しくて、色々我慢しちゃう夫。
そんな夫の久しぶりのお小言、このわたくしが広い心で受け止めて見せましょう…!!!!



………なんてドヤ顔でいられたのは1秒くらいでした。

2秒後にはものすごい怒りが湧いてきて、見事に仏頂面かまして不機嫌モードへ突入!!!清々しいほどに忍耐力ゼロ!!!!!!
自分の機嫌を自分で取れない!!!!!!
誰か私を罵ってくれーーー!!!!!!!!!

小言への怒りにプラスして、自己嫌悪の火も点火されてしまい、二重の怒りは鎮火するのが難しく、気付けば1日中引きずってしまっていました。
夫にも気を遣わせて…穴があったら入りたい。
何を言われても乱れない不動のメンタルを持ちたい…!!泣


そうして怒りをずっと引きずりながら日は暮れ、夜、お風呂に入った時ハッと思い出しました。数日前にカウンセラーさんの勉強会に参加したのですが、そこで

「自分自身が自分にとって一番の良き理解者であり、導いてあげられる人でいよう」

という話をされていたことを思い出し、とにかく友達の相談を聞くように、自分の今の状況を客観的に見つめることを意識してみました。

すると、「強い怒りが湧くくらい、日々とても頑張っているんだね。まずは自分を責めるのをやめて、全力で労おう。今やるべきことはそれ以外には何もない。どんな感情が湧いてきても、自分を責める必要はない。」
という言葉かけが出てきました。

私は怒りに飲まれながら、同時に怒りに飲まれている自分をものすごく責め立てていたことに気付きました。そりゃあ怒ってる最中に自分に責められたら、更に怒りが倍増して収まるどころじゃないですよね。いつまでも怒りを引きずるわけですわ。

そんなわけで全力で自分を労い、怒りを感じても「しゃーない。それだけ頑張っていたのだから。」と、自分をなるたけ責めないように気をつけたら、怒りは少しずつフェードアウトしていってくれて、なんと鎮火に成功しました。


改めて思ったのは、自分の感情や思考の動きを自覚することってめちゃくちゃ難しいということ。自分の感情を受け止めることが大切ということは知っていたのに、今日の今まで、怒りを抱いた自分を責めている自分に気づいてませんでした。
でも、だからこそ、自分が自分にとっての良き理解者、指導者でいるという視点はめちゃくちゃ良いヒントになる!

次怒りが湧いた時、自分は自分になんて言葉かけをしてくれるんだろうと、ちょっと楽しみです。

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