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何者かになりたくて、デザイナーを目指した話 01

現状を先に言うと、30歳で社会人から専門学生になった私は、3月に学校を無事卒業する予定だ。

学生になる前に、顔も名前も知らない人のnoteに助けられたことを思い出して、私も記録を残しておこうかなと、ふと思い立った。


わたしこのままでいいんだろうか。
28歳の私は、悩んでいた。
多くの人は一度、同じような思いをしたことがあるのではないでしょうか(?)

当時、完全在宅勤務で働いており、一生この働き方がしたいと切望していた私は、在宅勤務ができる職種をとにかく探していた。

フルリモートでできる会社に転職しようと思ったら、相応のスキルがいる。
でも当時の私の武器は、カスタマーサポートの経験のみ。

何か、手に職が無性に欲しくなったのを覚えている。
在宅勤務ができて、スキルも自分の物にできて、自分でも今から目指せそうな仕事はないか…

そこで知ったのが、WEBデザイナーの仕事。

『WEBデザイナーはどこでも自由に仕事ができる』みたいなバナー広告や、スクール系のキラキラしたSNSの投稿を見て、

私でも、WEBデザイナーになれる・・・!?
と見事に惹かれたのである。

ただ、そんな投稿に、うさんくささを感じる自分もいて(ごめんなさい)、色々調べてデザイン科のある専門学校への入学を検討した。

専門学校なら、専門実践教育訓練給付制度が利用できる学校があり、デザインに集中しながら、給付金ももらえて、生活面も安心できるという点がめちゃくちゃ魅力的だった。

でも、専門学校に入学するとなれば、おおよそひと回り下の子たちと一緒に2年間学ぶことになる。

無理では・・・?

若い世代とは話が噛み合わないのでは?
環境に馴染めず、最後まで学べない気もする、、、などと
未知の世界への勝手な思い込みが暴走し、結局1年迷った。
(今はこんな思い込みは解消され、若い世代というか全年齢大好きになった。)

別に人のことなんて、周りの目なんて気にしなくてもいいと一人でも頑張れるだろ?と思う自分と、
いや、人の目、気になるだろ、、、と思う自分がいた



仕事で適応障害になったのをきっかけに、
もう退職しよう、当分働かずに休みたい。
という気持ちが勝利したため、
教育訓練を受けながら、専門学校に通うと言う選択をしたのだった。

結果として、1年悩んで入学したことが私にとって
一生物の友人と出会うことになり
マジで良かったなとつくづく思っている。

02へ続く





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