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企業紹介:株式会社NexTone

こんにちは、waseです!

今日は株式会社NexToneの企業分析をしていきたいと思います!

これを機に、色んな企業に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

1、企業概要

株式会社NexTone(時価総額303億円)

2020年3月30日上場

市場自体の大きさや成長性は、他のIT企業群等と比較して見劣りするが、参入障壁の高い市場で、年30%-40%の成長見通し

2、事業内容、競合他社

音楽コンテンツの著作権管理を展開。著作権管理事業への参入障壁は高く、現在JASRACと同社の実質2社体制となっている。

JASRACの対抗馬としてNexToneは誕生

3、強み

NexToneは著作権の管理のみならず利用促進(キャスティング事業)まで手掛けていることに強みを持つ。
キャスティング事業では、アーティストの音楽プロモーション支援を積極的に行い、著作権管理業務の拡大にもつなげている。

4、高成長の見通しと、財務状態

当面は成長投資を優先し、売上高を安定して年30%〜40%伸ばしていく計画。2021年3月期1Q売上高は約13億円(前年同四半期比+51.3%)と成長ピッチを維持。
無借金経営でネットキャッシュは総資産の約8割を占め、自己資本比率は50%と、財務の安定性もある。

売上高成長の裏付けの一つとして、同社が著作権管理に留まらず、音楽プロモーション支援なども手がけていることが挙げられる。
世界のエンターテイメント市場は2兆円ともいわれる成長市場であり、同社は今後日本の音楽の海外配信を増やして海外メディアとのビジネスを拡大させていく。

5、最近の動向

2020/7/13には株式会社UUUMとの業務提携に向けた基本合意の締結を発表。UUUMタレントがYouTubeで展開する音楽コンテンツの著作権管理などを担う。
YouTuberが手がける音楽コンテンツの市場規模がどの程度まで拡大するのかなど見通せない部分が多いが、話題性を手掛かりに、JASRACとの差別化となっているキャスティング事業における成長への期待感が持てる。

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