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楽しみにして待つっていいな

お出かけの予定をすっごくうれしそうに心待ちにしていたんだよ、その人は。
10年くらい前かなー。新鮮な驚きだった。次に、わたしはこの人みたいに疑いもしないで心待ちにしてない。できないなって気づいて少なからずショックだった。
うれしいこと、予定でもなんでも、うれしくなったら「怯え」が追いかけてくる。

わたしもこの人みたいに、ただ楽しく待ちたい!と思った。

うれしさをつまらなくしないで、叶わなかったときの落胆を予防するために四の五の自分に言わないで、叶わなかったときは叶わなかったときでいいから、いまのうれしさをうれしいままに大切にしたい!と思った。
その方がずっとおもしろいよ!

以来、折々思い出す、あの人の輝いてた顔、瞳。


今朝(10/21)見たお知らせ

朝5時散歩に出た。メロンパンと焼き団子をおみやげに戻った。メロンパンはおととい食べたから、焼き団子を食べながらnoteを読んでいたら、「星の王子さまと★けいこさん ちょっとお休みです。」のお知らせが。

楽しみに待つ、それだけのこころだった。

あ、変わってる──これまで、お休みのお知らせのときは、かすかな怯えがあった。
クリスマスには会える、6月に会える、暖かくなったら会える──会えるものだと疑っていなかった三人とわたしは会えなかった、三人は彼岸へ旅だってしまったから。

暖かくなったら会えるとばかり思っていた人は、いのちの恩人。

恩人が旅立つ一月くらい前にnoteをはじめていた。noteがなければ腑抜けになっていたかもしれない。
お通夜──駅からお寺までの道で、友だちが「メッセージ」という映画のことを話してくれて、あとから、DVDを贈ってくれた。

何度も、自分にきいた──会えなかった方がよかった? こんなに悲しいなら、会えなかった方がよかった?

答えは決まってる、会えてよかった!

一秒先のことだってわからない。
だからさ、悲しみに備えなくていいよ。
と、軽やかになってきてる~✨



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