おはようございます。あゆです。
夫と中高生の子ども2人の4人暮らし。日常的にいろいろなお宅訪問をしています。

さて、人が変わるのは３つの条件のみだそうです。
その３つとは、
①時間軸
②環境
③人間関係

その中の②環境について、実感したことがありました。
ネズミさんの通路がたくさんあったお宅から、公営住宅にお引越しした方。
訪問するたびに服にホコリやクズがついてきていました。テレビ台や電話台はホコリで白くかすみがかっています。

変化を嫌う方で、食事や買い物の支援を行うため定期的に訪問する福祉職が掃除の声かけもしていたようですが、縦に顔を振ることはなかったようです。

掃除をすることがなく、ほうきもちりとりも掃除機も買おうとしない。ご自身の中で必要性を感じていなかったのだと思います。
無償提供してもほうきも掃除機もお飾り状態。

そんな頑なな方が、お引越し後、掃除をするようになりました。さらに掃除機も買われました。

掃除をすることも掃除機を買うことも当たり前のように感じますが、なかなかそうでもないお方もいらっしゃいます。

引っ越し前にボランティア含めて掃除を行いました。ネズミさんの通路はその時に発見しました。
ネズミさんの遊園地状態でした笑

ネズミの通路がない公営住宅に引っ越し。
その後すぐに無償提供の掃除機が動かなくなりました。掃除機は必要だと感じたようで購入されました。

今は定期訪問の福祉職と一緒に掃除をしています。

掃除をしない環境が当たり前で、
掃除をするという気持ちに向かなかった過去。

整った環境に移ることで新たな当たり前ができて、
整った状態を維持したいと思われたのかなと感じています。

この方のきっかけはお引っ越し。
環境が変わることで、当たり前に変化が生じた一例です。