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「きらり、交差点」

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お友達にお誘いいただいてunityのオーラスに参加してきました


普段はdreamを応援しているので、はじめてのお兄さんたちのライブで、楽しみだな・・という胸のドキドキと、ちょっとだけ背筋に物差しを入れてピンと伸ばしたような気持ちでした。



今回のライブの一番おおきな感想は、コンサートっていいよね、ライブっていいよね、ということ。すごくざっくりしていて、そりゃそうですよと言われたらそれまでなのですが、改めて「人と音楽を共有する時間は自分にとって大事な時間である」と思ったんです。空間にいる何万人とおんなじ気持ち、おんなじ表情で、知らない人なのに胸の内にあるラブを揃えて…そんな時間が神秘的で大好きだなと改めて思いました。

いつも日常で聴いている音楽は「自己完結の音楽」だけど、空間にいる人たちみんながその一曲一曲を大切に思っている事実と直面したとき、自己完結だった音がもっと世界を広げると思いました。自分の思いだけではなく、会場全員の思いが音に乗ったときに、より輝いて見えるみたいな。
わたしの好きなアイドルが以前「音楽は一番身近に触れられるアートである」と言っていました。音楽の構成、それぞれの複雑性のみならず、私はライブに行ったときの世界の広がりをも、音楽のアートの部分だと思い、ふと泣いてしまいました。

これは一年前にも思ったことなのですが、言語も文化も違うのに「音楽」はいつだって分け隔てなく私たちのキューピッドであること、ほんとうにありがとうの気持ちでいっぱいです。



そして、私はアイドルを応援する上で「永遠」という言葉をあんまり信じたくない厄介な人間です。永遠も信じたくなければ「ずっと」も、気持ちのいい未来ばかりではないと疑ってしまうので苦手です。それは高校2年生の春から、かれこれずっと思っています。
だから一瞬のキラキラを甲子園の砂みたいにかき集めて、ずっと大切に持っておくことしかできず、希望を寄せることがなかなか出来ずにいました。

だけど、みんなの言葉を聞いて、ちょっとだけ柔らかな未来を前向きに捉えたくなりました。お兄さんたちはすでに「永遠なんてない」と理解したうえで永遠にするための方法をわたしたちと一緒に探していたことが、大きな希望でした。
感謝が一言で収まってしまうのが申し訳ないけど、ありがとうございますという精一杯のラブレターを送らせてください。

たのしい時間でした、ずっと心に残るような。あんなに音楽を本来の意味で楽しめたのは久しぶりで、心が嬉しかった。だいじな記憶としてお守りにして明日も明後日も、頑張れるような気がします。

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