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「ヒロインのきもち」

『夏は魔法がかかってるから、』
夏、好きな人に会うと
胸の奥にある少しの揺らぎを、トキメキを、
「恋」だなんて勘違いしてしまう
かざした手のひらの隙間から溢れてくる光が
わたしには眩しくて
目を薄く開くことしかできないのに
好きな人はその光の全てを吸収していた
鈍臭くて、不甲斐なくて、自信がなくて、
自分のこと認められない自分が大嫌いだけど
平凡なわたしだからあなたに惹かれているのだと思った
あなたのことを好きな自分は誇ろうと思う
心がのぼせていた

念願の声出しOKライブ。
彼らの船に、私もちゃっかり船員として乗っている気分でした。
今まではみんなから見える星の一部になった気持ちで、わたしの光がみんなをより輝かせられたらいいのに・・・と思いながら見ていたけれど、今回は私たちの熱も6人に直接伝わるから、彼らの全力にもっともっと応えたくて必死になってしまいました。

6人が楽しい時、私も楽しいよとこたえたいし、6人がうれしいとき、私もうれしくいたかった。

それが声として直接届いてしまう不思議さと胸の高鳴りに、身体中がビリビリとした刺激的な幸せに包まれていました。



「7MEN侍」というグループのみんなのこと、少年漫画の主人公たちみたいだなと思っていて。みんながそれぞれまっすぐすぎる言葉をくれるから、なんだか私たちヒロインみたいだなってちょっと考えたりしました。

青春を生きる6人のキラキラを目一杯に詰め込んで、ちょっとドタバタで、いい意味で沢山振り回してくれた物語の最後に、最年長が「ほんとお前ら俺たちのこと大好きだよな〜!」なんてちょっとはにかむもんだから、それで私たちが「痺愛(ひめ)」なのは良くできたお話だなとおもったり。

だから、今年の夏も去年といっしょのことを宣言してみると
彼らが笑って話す突拍子もない夢の話を片っ端からいっしょに叶えたいねとおもいました。


ここからは去年とは違うことで、去年までは彼らの背中を追いかけるつもりだったけど、なんだか今は一緒の船に乗り込みたい気持ちなんです。船員としてまあるくなって笑っていたいなと思いました。
そんなことをふと考える眩い夏でした。



そして私はやっぱり大光さんのことが好きで・・・(そんなことわかってるよ)となる変わらぬ事実なのですが、わざわざ毎回毎回、改めて言葉にしたくなってしまうんです。
あなたを好きである理由を述べることが、少し難しくなるくらいには、大光さんのことが好き。
難しいというのは、好きが違う方向に歩き始めたということではなく、瞬間瞬間で増え続ける、山ほど重なったラブレターを読み返してまとめて言葉にするのがたいへんになっちゃった、という意味。それくらい、好きです。


いつかこのめいっぱいの好きが、上手に言葉にできる日が来たらいいなと思いながら、言葉にできないのも暑さにのぼせてしまったから、とこれも全部夏のせいにしてしまおうという魂胆です。



また、会えるその日まで。

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