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「無条件の愛」

2005年6月1日の記事より~ 

すごくすご~く感動のエッセイです。
このタイトル、究極だな~と読んでいったのですが、心の奥底からジ~ン。子育て中の方にはぜひぜひ読んでもらいたいエッセイです。

「ほのぼの育児~親子への応援歌~竹内成彦」

 「子どもを愛する気持ちなら、誰にも負けない」、私には、そんなことを言う自信がありません。子どもに接する日頃の態度を振り返ると、自分自身反省することばかりです。
 でも私は、子どもに感謝する気持ち、子どもを尊敬する気持ちなら、誰にも負けない自信があります。
 自分の子どもを持って、一番感心し感動したのは、子どもの親に対する無条件の愛の深さです。
 子どもは、お母さんやお父さんの顔を見ると、無条件に微笑んでくれます。家事をついついさぼるお母さんでも、出世街道から取り残されているお父さんでも、子どもは無条件に親を愛してくれます。なんてありがたいことなのかと思います。
 子どもは「もう少し料理が上手になったら、お母さんのことを好きになってあげる」とか「もう少し給料いっぱいもってきたら、お父さんのことを好きなってあげる」なんてこと、決して言いません。目が合えば笑い、姿を見れば近づいてきてくれます。それが子どもです。
 私たち親は、子どもの無条件の愛を、もう少し見習わなければならないのではないでしょうか。
 「もう少し言葉が早くなれば…」「もう少し早くおしめが取れれば…」から始まって、「もう少し勉強ができれば、もう少し運動ができれば…」など。
 いつから親は、子どもを条件付きで愛するようになったのでしょう。
 人を無条件で愛することの大切さを教えてくれた子どもに、私は深く感謝しています。そして私は、そんな子どもを強く尊敬しています。

追記:当時「無条件の愛」の作者である竹内成彦先生からコメントをいただき、感激したことを思い出しました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

※本記事は、2005年当時のものです。
現情報と異なる場合があることをご了承ください。

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