権威づけの落とし穴

ド派手なスーツでブラックカードを見せつけていた社長。

彼と久しぶりに会うと、控えめな印象に変わっていました。

僕 「事業、苦しいんですか?」
社長「いやいや、今年も最高益を更新したよ〜」
僕 「でも身なりが落ち着かれましたよね」
社長「あ、これ。そうそう、実はね…」

彼は成り上がって王道の金持ち街道を歩んでいたものの、次第に周りが「カネ目当て」に見えてきたそう。

社長「高価な時計もカードも拝金ホイホイってことに気づいたんだよね」
僕 「ブラックカードなんてその最たる例ですよね..」
社長「そうそう、だから普通に格下げしてみたんよ」

彼と話をすればタダモノじゃないことはすぐに見抜けます。
普通の格好でもそれが見抜ける人とだけ付き合う、
という彼なりの「人試し」を行なっていたのです。

若手社長の場合、
権威づけも兼ねて「金持ちアピール」をしたがるものですが、
それは同時に「バカを集めるホイホイ」にもなり得ます。

安易に近づいてくる人を信用できないのは当然のこと。

フォロワーの数、会員ランクの違い、FIREの有無...
権威づけも時には「落とし穴」が潜んでいるのでご注意を...


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?