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彼方の想いを届けます #10 津田梅子さん「今の日本を変えていきなさい」

こんにちは。おかあきです。

本題に入る前に、一言だけ。
たくさんの方々のnoteを読ませていただいていたら、私もキャッチコピーをつけたくなってしまいました。
ど素人の、ない知恵を絞りつつ、「先人の想いを言葉に紡ぐ」と付け加えてみました…、が、何だか、気恥ずかしいので本題に入ります。


今回は「津田梅子」さんの想いをお届けします。
皆さんは、津田梅子さんをご存知ですか?

明治時代、幼少期に渡米し、帰国後は大学を創設したり、女性の立場から教育に力を注いで来られました。来年の新札のお顔になる方でもあります。

今回は「古事記」「日本書紀」に登場する
大国主命(オオクニヌシノミコト)
オオクニヌシ様が津田梅子さんを連れて来られ、お話を伺いました。

辛辣なメッセージですので、心してお読みください。


早く私を出して!

2022年11月10 日の午前のことでした。
洗濯物を干している時に、ふと女性の性被害のニュースが頭をよぎりました。すると

早く私を出して!
そういう時の私なのよ

という声が聞こえ、こちらの画がパッと頭に浮かびました。

国立国会図書館より


津田梅子さんの想いを伺うことは事前に知らされていたのですが、急に来られました。待たせるわけにいかず、急いで家事を終わらせ、スマホで津田さんの生い立ちを調べました。
お話を伺う前の下調べなのですが、パッと頭に浮かんだ画像とwebで見る画像が同じだと分かると、何故か、涙が出てきました。

「津田さんのその行動力が、すごいです…」

だってさ、もう考えてみてよ
もう全然進んでない
もう私が死んで何年経ってると思ってるの?
もう100年以上経っているのに
どうして、こんなに変わらないの?
全く、もう呆れちゃうわよ!

何度もあなたに言いたくて言いたくて
ずっとお願いしていたの
もう、何なのかしらね

私が生きてたのは明治よ
そこから何年経ってると思ってるの?
相変わらず 何にも変わってないじゃない

多少女性がね、大学を出て、働けるようになって
そうしたら今度はなに
子どもが減ってきたって、どういうこと?

私がやりたかったのは、それじゃないのよ
普通に女性が学問をして、仕事をして
当たり前に幸せな人に恵まれて
子供を授けて、この国が発展していく

それだけをやりたかったのに、何よこれは
もー、本当に私は腹が立って仕方がないの
分かるでしょ? あなたなら、この気持ち

「…はい。」

あら、ちょっと抑えるわね

もうね、上から見てたら、もう情けないったら
何なのかしらね、もう

私はね、幼い頃からアメリカにいって
いろんな教育を受けてきて
日本のことを何も知らないで出たような者よ
あまりにもギャップが激しすぎて…
だから、あらゆる女性に声かけまくって
それでようやく大学を創設した

そして、伊藤博文さん
彼の方には本当に感謝しきれないわ
そう言えば、伊藤さんも
こちらに来られたんですよね?

「はい、来られました。お話を伺いました。」

彼の方も同じ気持ちだったと思います

「はい、同じ気持ちです。そうです。」

私は特に女性の目線で
言わせてもらいますけどね

『もっと女性も声をあげなさい』

って言いたいの。情けない!
世界を引っ張るのは女性なんですよ
それを分かってない
もっといいのよ
女の人たちも声をあげていいのだから
もっと強く出なさい!
私はそれを言いたくて言いたくて…

そしたら、伊藤さんが
「実はね、僕もね…」
って話をしてくれて、神様にお願いして
あの男性(三浦春馬さん)にもお話をして
それでようやく あなたのところにきたの

「そうだったんですね…。話を聞くのが遅くなって、ごめんなさい。」

いいのよ
あなたも子育てしているんですもんね
大変よね

「いや、子育てしながら働いている方のほうが、もっと大変だと思います。」

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