はい　芦名星です

皆さん、えっと、私が突然…、
（急に涙ぐまれ、声が詰まりました）

皆さんに何もお声をかけず、
旅立ってしまったことを
深く深くお詫び申し上げます
本当にごめんなさい
（深々と頭を下げ、10秒ほど沈黙しました）

ほんとはね、ちゃんとみんなに挨拶…

…なんてね
もし自分がそうなりたかったら、そうするけど
そんなつもり全然なかったから、こう、
まさか、こうなると思ってもなかったし…、ね

いきなり私の家に来客が来たから、
急にビックリして、気づいたらこうなってた…
もう、何なんでしょうね…

でも、もうこちらに来てしまったから、
今までのことはもう散々振り返ってきて
幸せだったなって思うことと、
まだもっとやりたかったなっていう気持ちが
混沌としていて
一応、自分の中ではちゃんとけじめを
さっぱりつけたつもりでいたんだけど
こうしてみるとね…

でも、あれから３年が経ったということで
私が生きていた頃とは
少しずつ変化が出ていると思います
もちろん、いい方向の変化のことね

必死に努力して頑張ってきたことを
無駄にならない、思いっきり披露できる、
そんな社会になってほしいなと思っています

私は、たくさんオーディションを受けてきて、
受かったり、落ちたりしてきたけど
そこでいろいろ学ぶこともできたし、
合格したら合格したで、
さらに難関が待ち受けていて
それを必死に乗り越えることにいっぱいだったけど
もちろん、それは自分の実になることだから、
そうやってプラスに考えて、今まで生きてきました

最後はどうしてこうなってしまったのか…
もっともっといい方向にしか
考えていなかったんだけどね

でも、一日一日私なりに
精一杯生きてきたつもりです
皆さんにご迷惑かけてしまいましたね

今、私は高いところから皆さんのことをみているし
今まで興味はあったけど
時間がなくてできなかったことをやったりしてます

またいつかね、皆さんには会えるから、
私、ここで待ってますよ（ニコッ）

私の友達、私と一緒に仕事してくださった
仲間の皆さん、先輩の皆さん
事務所の皆さん、そしてファンの皆さん
まだまだ精一杯生きてください
そして、いつかね、ここに来たときは
いろいろお話聞かせてくださいね

「私の分まで生きて！」っていうのは
とても烏滸がましいから、それは言わない(笑)

皆さんがそれぞれ生きた人生を歩んできて
私は芸能人として、その人生を歩んできたけれど
もちろん世の中、芸能だけじゃないから
いろんな職種もあるし、境遇もあるから、
そういうお話をぜひ聞かせてください

だから、生き急がないでね
しっかり私、待ってるから

じゃ、このへんで私の話は終わります
今までありがとうございました

何かあったら、お空にお話してね
しっかり、耳をダンボのように
（両手を両耳の後ろに当てて）
大きくして聞いてるから　ふふ(笑)

じゃ、また何かあったら、
あきさんにメッセージを
託すことになると思うけど、
そのときはぜひ、また皆さんに
話しかけたいと思います

それでは、ありがとうございました
じゃあね　芦名星でした　バイバイ！