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彼方の想いを届けます #21 樋口一葉さん「今生きていることに希望を持ってください」

Akiです。お疲れさまです。

最近『お金のブロック』という言葉を耳にしたこともあり、この方のお話をご紹介します。

明治時代の小説家・樋口一葉さんです。
(信じるか信じないかは、お任せします)

樋口一葉さんは以前にもお話くださっており、2回目のご登場です。1回目はこちら(↓)

お付き合いくださると嬉しいです!


☆-★-☆

家計簿をつけていると…

半年ほど前にさかのぼります。
2023年9月4日の午後、家計簿をつけていました。お財布からレシートと紙幣全て取り出し、5000円札をボーッと見ていると、

こんにちは ごきげんいかがですか

か細く高い声が聞こえてきました

「え?」

ええ、今お金を触っていたと思うんですけど

樋口一葉です

あなたに言葉を送ってから
しばらく時間が経ったかしら

ご無沙汰しています!

「…そうですね、はい。」

それは良かった

今、あなたが手にしたお金、お札
たくさんありますね

お財布には小銭含めて7000円近く入っていました。(いつもよりかなり多め)

「あ。でも私そんなに持ってないですよ。」

いえいえ、そういうことではなくて…
そういうことではないんです

何だか、
「生活が苦しい、苦しい…」
という声が私のところに
たくさん届いてくるんですね
(一葉さんの目元から涙がにじんてきました)

私、今あなたたちの世界に、
あなたたちの時代には
紙幣の顔になっていると伺いました

しかし、私はそのお金を手にしてくださった
皆さんの顔がすごく澱んでいる

何だか、紙幣を一枚一枚噛み締めるようにみえる…
そういう画もみえます

お金を手にして、ため息をついている人たちの
姿もみえるんです

とてもみんな苦しそう…

「それは、お金に苦しくてっていうことでしょうか?」

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