幸せの視点
私は運が良いです。
信号でいちいち止まることが少なく。
読みたかった漫画が全巻購入できたり。クレーンゲームでフィギアを3回でとることができたり。今、こうしてこの記事を書いて読んでもらっている。
すごく運がいいです。
何気ない日常と捉えるか、いい1日だったと捉えるかはあなたの自由です。
私は『いい1日だった』と捉えるようにしています。
不幸で最悪な1日としてその日あったことの不満や不幸を探すのではなく、その日あったことの良かったこと、うれしかったことを探した方が絶対に気持ちのハレノヒが続きます。
ハレノヒが続くと運が良くなります。
運はコントロールできないと思われがちですがそれは間違いです。
イギリスの心理学者 リチャード・ワイズマンがこんなエピソードを紹介しています。
道を歩いているとしょっちゅう小銭を拾う男がいたそうだ。あるとき男性は当然のこととしてこう思った。「どうして自分はこんなに小銭を拾うのだろう? どうして自分はこんなに運がいいのだろう?」そこから彼は日記を書きはじめる。今日は小銭を拾ったか、拾わなかったか。そしてその日どんな出来事があったか。どんな気分の1日だったか。それを毎日記録していった。
そこからまさに8年の歳月が流れる。そのあいだ彼は相変わらず道でよく小銭を拾った。貯金箱の小銭はどっさりたまった。日記もどっさりたまっていた。彼は日記を読み返してみるとあることに気づいた。小銭を拾った日、拾わなかった日、そこにはある一定の傾向が認められた。その傾向とはその日、『幸せな気分だった』か「不安な気分だった」か、という違いだった。幸せな気分の日には小銭を拾い、不安な気分の日に小銭を拾うにはまれだった。
ワイズマンはこの男性のエピソードをこう分析する。人は幸福でリラックスしていると周りの変化に反応できる。偶然の、予想外のチャンスが訪れたとき、それを見逃さない確率が高い。その一方で、不安でネガティブな気分でいると自分の周りにあるチャンスの存在に気づかない。とうぜん目の前にあっても拾う事ができない。
結局、『チャンスはいつでもどこでも転がっている。その存在に気づくかどうか。これが運の正体だ』
運がいいか悪いか。それは神様の仕業じゃない。あなたの仕業だ。あなた次第で変えることができる。
私はハレノヒが続いている時はものずごく運がよく。そうでもない日は運が悪かったりする。
だから、なるべくポジティブに保つようにしている。
車にひかれそうになっても「やった。回避できた」
欲しい漫画が買えなくても「ほかに使うお金ができた」
クレーンゲームでフィギアがとれなくても、「やった。少し悲しいけれどまたとってやる」
こんな感じでポジティブに考えるようにしている。
これが私の幸せの視点。
ハレノヒ気分で幸せをみつけて、運がいい。
アメノヒ気分で不幸をみつけて、運が悪い。
あなたはどっちの気分のヒを選ぶ?
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