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320. 最初に行った学校が娘にとって幸せな居場所になって、本当によかった。

2024年3月20日、長女が幼稚園を卒園しました。


どうして泣いているんだろう。


自分が卒業する側だった時、
涙する母を目にするたびに思っていました。

今ある場所を離れる寂しさはあれど、
それ以上に新しい場所への希望を
抱いていたから、
なんで泣くんだろうって
不思議だったのです。



でも、堂々とした表情で
入場し、表彰状授与される姿を見るだけで、
涙が出そうになりました。

その後、卒園ソング「おおきくなったよ」を歌ってくれました。

うまく言葉にできない長女の気持ちを
歌詞が代弁してくれているようで、
聴いていて涙があふれました。

もうすこし いっしょにいたい だけど もういかなくちゃ
”さよなら” じゃなくて ”またね” きっと わすれない

「おおきくなったよ」歌詞より

こんなにおおきくなったよ きょうは ないちゃってもいいかな       うまれてきてよかったと こころから おもえるから

「おおきくなったよ」歌詞より

ママも泣いちゃってもいいかな。
生まれてきてくれて、本当にありがとう。

そんな気持で胸がいっぱいになりました。



嬉しいこと、楽しいことばかりではなかったと思います。

コロナ禍にぶつかって、

マスクをして生活したり、
お歌もマスクをしながら歌ったり、
パーテーションを立ててお給食を食べたり
していた時期もあったよね。

お友達に嫌なことを言われて、
何も言い返せなくて、
帰宅してから涙したこともあったよね。


園での様子を先生に聞くたびに、
「よくがんばっていますよ」と
言われました。

私の知らないがんばりが
いっぱいいっぱいあったんだろうなと
思います。

4年間、本当によくがんばったね。
こんなにおおきくなったんだね。

卒園、ほんとうにおめでとう。



「一人一人を大切にします」

園長先生の一言が決め手になって、入園しました。

言葉通り、
どの先生も娘を大切にして下さって、
いっぱいの愛情を育てて下さって、
とても嬉しかったです。

「きらいな先生なんていないよ
みんな、だいすき」
娘はいつもこう言っていました。



初めて過ごした学校社会が
娘にとって幸せな居場所になったこと、

それは、長女の心の中できっと「幸せな根っこ」として
ずっと生きていくと思います。

先生方、本当にありがとうございました。

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。