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月ノ美兎.剣持刀也について.2022


はじめに

みなさんこんばんは。速水です。ついこの間委員長のボイスの感想を書いたばかりですが、パソコンに眠っていた文を見つけたのでまたこうしてnoteを書いています。拙い部分もあるかとは思いますが、この場を借りて再投稿させて頂こうと思います。何卒温かい目で見ていただければ幸いです。

少しの自分語りと始まり

2人について話す前に、私がにじさんじを追いかけるようになったきっかけについてお話させていただこうかなと思います。知らんやつの自語りなんか興味ねぇよ〜という方は次項からお読みください。

私の始まりはにじさんじのライバーの初配信の日、黎明期というやつです。
当時の私は高校生でした。月日が過ぎるの…早いですね。あれから5年も経ったことにいまだに実感を得られないでいます。それはさておき。私はそこで、1人の真面目そうな女の子に出会いました。前髪をピンで止めた長い黒髪と少し幼い顔立ちが印象的な女の子。それが今もずっと応援させていただいている委員長、月ノ美兎さんです。時に空回りしてしまう真面目なツンデレ学級委員長という肩書きからは違う匂いの溢れ出る面白さの予感に魅入られて追いかけ始め、今に至ります。

当時はまさかここまで長くにじさんじが続くとは思っていませんでした。今もまだ委員長の作るエンターテインメントを楽しむファンの1人でいられること、委員長を応援させてもらえていることに感謝してもしたりません。時にその価値観に、時に混沌としたエンタメに救われて今私はここにいます。まずは私にとって特別な委員長と、同じくらい特別になった男子高校生の2022年について、少しだけお話をさせていただけたらなと思います。

2022年の2人について

2022年は2人にとってどんな年だったか。
それを真に知るのは当人たちだけですので、あくまで一視聴者の私から見た2022年の2人のお話をさせてもらおうかなと思います。
あえて言葉に表すなら、最も対照的な一年だったのではないでしょうか。
委員長は活動開始から初めてと言っていいほどの期間の長期休止、剣持刀也はろふまおでの活動やマリカ杯主催などのタレント性を全面に出した一年。委員長はにじフェスの時期に合わせ休止から復帰したものの、その姿を見ない時間は大きな余白のようで、私にとって記憶に残る一年でした。

にじフェス2022キービジュアル
にじさんじにおける2022年最大のイベント、にじフェスについて。私は実際に現地参加したのですが、今思い出しても企画展示やアトラクション、ステージなど多種多様な催しがそれぞれのライバーさんの良さを引き出したものになっていて、とても楽しいイベントだったなと思います。そんな中で、一番に言及したいものがあります。

みなさんはFANTASIA のキービジュアルはご覧になりましたか…?
それぞれ委員長はDay1、剣持刀也はDay2の先頭に立ち、対称的な構図になっていました。この2人をこういった大舞台でそのように配置してくれていることの嬉しさと、名実ともに前進してるんだなぁ…という嬉しさで胸がいっぱいになったのを覚えています。ブランド化や同期組、ユニットでの活躍が多くなっている中で、それぞれのドラマが見られて非常に楽しいにじさんじ。その中でも「この二人が前に立っている」ことに、自分は処理しきれないくらい感謝して、喜んで、感動しています。
そしていよいよ、にじさんじもあっという間に5周年です。
こういった節目を迎える中、二人が紆余曲折ありながらもそれぞれのスタイルでにじさんじで活動を続けていてくれて、自分は本当に嬉しいです。あぁ、自分がにじさんじを見始めて 5 年も月日が流れたんだなぁと、この5年間の出来事を思い出して少しだけ感傷に浸っていました。
そしてそんな時に思い浮かんでくるのは、
やっぱり月ノ美兎のことでした。

委員長、月ノ美兎の魅力

みとうやの2人について言及するにあたって、
私の大好きな委員長についてお話しします。

みとうやってどう足掻いてもあの二人があの二人である限り素晴らしいものだと思うんですが、その始まりはやっぱり月ノ美兎で、彼女は歩き続ける探索者の一人だと思うんです。委員長の魅力は、本当に….筆舌に尽くし難いものがあります。そんな委員長が、今も彼女が思い描くエンターテインメントをファンのみんなに届けてくれることが嬉しくてたまりません。
その中でも自分が好きだなぁ..と思う委員長の魅力は、

1.アングラ大好きインターネット女子校生
2.ステージに立つみんなのアイドル

この二つの面があるところなんじゃないかなと思います。

1はよく配信でみる委員長ですよね。
まだまだ Vtuber がマイナーだった時代に洗濯機の上から配信をしていたり、体に針刺しに行ったり、スズメの丸焼き食べたり。彼女が感じる『おもしろい』に向かって進んでいく姿は、見ている私たちにたくさんの勇気をくれるなぁと感じています。私たちのリアルがしたくないことで埋め尽くされた時も『やらなきゃいけない』なんてない、と教えてくれているようで。
委員長の配信を見ていると、自分がいまこの瞬間はバーチャルにいて、彼女の『おもしろい』を一緒に味わっているような、そんな不思議な感覚になることがあります。バーチャルの世界で笑って、心の底から何かを楽しんでいる委員長の姿は、まさに地球(現実)のすぐそばにある月(バーチャル)の上で遊ぶウサギですよね。遠いけど " 近くにいる " という、この距離感が自分はたまらなく好きです。日常を ” 好き ” と ” ワクワク ” でいっぱいにするために冒険する委員長に背中を押してもらったことは数え切れません。
そしてこの「日常」があるからこそ、アイドルという「非日常」がさらに輝くと思うんです。

2のステージに立った委員長は表現のパワーというか、私たちへの攻撃力が半端ないと感じています。先ほど配信をする委員長を「遠いけど " 近くにいる ”」と表現したんですが、アイドルの委員長をみた時感じる感情は「近いけど ” 遠い ”」なんです。ステージを挟んだことで『アイドル』と『観客』という関係性を自然と感じさせてくれるような感覚でしょうか。
自分は運良くチケットが当選し、<月ノ美兎は箱の中>に現地参加することができたのですが、とてもその場だけでは処理しきれないほどの工夫を感じました。なによりもバーチャルアイドルとして歌って踊る委員長は、その言葉、その仕草の全てがエネルギーに溢れていました。演出やそのセットリストなど、彼女が心血を注いで創り上げたステージはまさに月ノ美兎そのものでした。
恐らくは心踊らされる何かを月ノ美兎から感じてその背中を追いかけた剣持刀也は、彼の色で彼の世界を作っていくことをこうやって決めたんじゃないかって、当時は勝手に、自分はシンパシーのようなものを感じていました。

優等生、剣持刀也の魅力

剣持刀也が自分のステージに立った時、試行錯誤してパズルを組み立てるようなその横顔と後ろ姿に私はとても嬉しくなり、ワクワクします。彼は委員長と違い、相も変わらず配信時間をあやふやにして遅刻の抜け道を作っていますね。ボイスは出さないし、歌枠も滅多にしません。そこは彼女と似ていて、今私は自分の変な顔をこれ以上歪ませないよう頑張っています。
剣持刀也には委員長の魅力とはまた違ったものがあります。例えば、彼の特徴としては媚びを嫌うというものがありますよね。彼の配信での発言や公式番組での立ち居振る舞いなどもそうですし、ROF-MAO がアイドル路線に行くのを断固として反対しています。あれ?考えてみるとこれってアイドルを目指す委員長と逆なんじゃ…と、期せずしてそのスタンスが対比になっているの、面白いなぁと思います。
さて、剣持刀也の自枠での配信の面白さや先日発表されたマリカ杯などの全体を巻き込んだ企画など、そのエンターテイナーぶりは日に日に大きなものになっています。彼のリスナーを楽しませようとしてくれる姿勢には感謝するばかりです。彼の魅力はその他にも沢山ありますよね。決めるところは決める部分とか、自分の言動から何かを読み取る人たちは居ると分かった上で立ち居振る舞い、受け取り方は各人に任せるそのプロ意識的な部分とか。私が彼の活動を応援している理由の一つにはその人柄もあると思います。本人の目に届くようなところではとても言えないですけどね。

まとめ

対照的な一年でもありましたが、いやいや、2022年のみとうやは例年に勝る大豊作でした。書けばキリがないですが、二人の愛のシュプリーム!は全人類聞いてほしいし、4 周年広告の時は逃げる剣持に委員長がスライディングするし (偶然らしいですが)、ろふまお塾では剣持が委員長をスタジオに呼び出すし。まだまだまだまだ山のようにありますが ...話し出すと本当にキリがないので、この辺りで筆を置かせていただきます。たびたび私は「あぁ、この人たちはどこまでいくんだろう」と感じています。羨望や憧憬というには大きくて、友情というには荒唐無稽な、色々なものが混じった複雑なこの気持ちは、中々整理がつきそうにありません。ただ、2人が仲良くいてくれたらいいなと願っています。そうでなくても最高だな、と少し笑ってしまうほど、どうしようもなく二人のことが大好きです。互いに似ているようで異なった魅力に溢れているこの二人は本当に見ていて楽しいですね。
この軌跡をこれからもずっと見ていけたらいいなぁ、と思います。
こんなにも大好きだと思える方々と出逢えたこと、この二人のことが好きな同士に溢れるこの時代のインターネットに生きていられたこと、その両方をとても嬉しく思います。

最後に、一人のファンとして一言だけ。
委員長、帰ってきてくれてありがとう。
剣持刀也へ ずっと居続けてくれてありがとう。

そしてこの駄文を読んでくださった皆様へ。
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

月ノ美兎と剣持刀也のお二人がこの先も毎日をらしく楽しく、まだまだ進んでいってくれると信じて。
速水

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