先日のショッピングセンターで。

先日、久しぶりに買い物に出かけた。住む場所から少し離れた場所にある大きなショッピングセンター。田舎者の私には広すぎて目移りしてしまう程。おまけに知らぬ間に子供達とはぐれてしまい、もう少しで迷子のお呼び出しをされる所だった。携帯は持ってはいるが仕事中の癖でマナーにしたままの状態。子供達にかなり白い目で見られながら、ランチタイムとなった。
フードコートには所狭しと家族連れが座っていた。時間を遅らせようかと提案したが、2時間近く迷子の母親を探し回っていた子供達は、少しでも早く座りたいらしい。「若いのに…」と呟くと、一体誰のせいやと思とるんと総攻撃されてしまった。すんません…
気を取り直し(開き直りが早すぎて反省心なし)テーブルを確保した。ふと隣を見れば、実家の母より高齢であろう御婦人が懐かしい紐型のおんぶ紐で可愛らしい赤ちゃんをおんぶされ、座っておられた。その隣には賑やかな小さな子供達の姿。若いお父さんとお母さんが必死に子供達のお世話をしている。おんぶされた赤ちゃんは安心しているのか愚図る事なく静かにされていて、おんぶしてる御婦人はニコニコと食事してる子供達を眺められていた。
休日だからこんなに子供連れが多いのかなと改めて眺めていると、以前私が小さな子供を連れ買い物に来ていた時に比べ、ベビーカーや子供達が乗れるアニメキャラがついている車等が格段に増えていた。ベビーカーと一言でいっても、首が座り始めた子供から様々な身体の成長に合わせたベビーカーが用意されているような感じだ。もちろん、マイベビーカー(?)を持参されている家族も見られる。そして、私がベビーカーを押していた頃に比べ遥かにお父さんがベビーカーを押したり、中には抱っこ紐をされているお父さんの姿も増えていた。以前に比べ、環境だけじゃなく、子育ての仕方や考え方も大きく変わったんだと改めて感じる機会となった。
家族全員で、時にはおばちゃんや様々な方に協力され、沢山の方に見守られ育つ子供達。きっと、感情豊かな思いやりのある人に育っていくことだろう。暖かな日常の変化と時代の流れを感じつつ、迷子のお知らせをされなくて良かったと改めて感じだ1日となった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?