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愛知県最強のパワースポットに行ってきたの話。



どうもどうも、こんにちは。


愛知県春日井市在住35歳、バツイチ女です。


今日はですね!
全然信心深くない私が!

なんかすげえ、パワースポットすげえ

と思わされることがあったので

ここに記録しておきたいと思います。

だって口コミって気になるっしょ?



さて、2023年が始まりました。パチパチ。



今年の冬は、ものすごく寒い冬ですね。


個人的に言うと、2022年は

「私史上最凶の年」であった、としか言いようがないくらい「人生を180度グルっと方向転換した年」でもありました。(察して)



しかも、どうやら自分は今年前厄でもあるらしい。


ああ、やだやだ。よくわかんないけどやだ。
今の私は身も心も寒いんじゃ。


こてんぱんにやられて息も絶え絶えのところに
スライムいてごらんなさい?簡単に死ぬぜ?

スライムで死ぬって冒険者レベル1だぜ。

(35年も冒険者やってんのに)


そんなスライム、というか悪縁を断ち切るために
仕方がないので



飲食店経営の五十路女性2人と連れ立って

知る人ぞ知る

縁切り神社⛩(ていうか寺)

に行って参りました。



まったく無知だったのですが、縁切り神社って
“縁切り”というくらいですから



「このクソ野郎!」みたいな
いわゆる恨み辛みをぶつけてくるような場所だ、と思っていたのですが微妙に認識が違っていたようです。


悪い縁を断ち切って、良い縁を結ぶ


が正解(?)
そういう意味合いなんだったら

「縁切り」という強い言葉のわりに、ある意味「縁結び」的な要素のほうが強いのかもしれないですね。


なるほど、キャパシティの問題ね!


悪い縁でキャパが埋まってたら良い縁が入り込む隙間ないもんね。ほう、なるほどなるほど。



じゃあ行くしかねえかってことで、重い尻

いや、重い腰をあげていざ参らん!と現地に向かったのでありました。



そんな今日は、少しだけ暖かく感じる天気の良い日です。

“午前中に必ず参り終えること”
それを目標にしていたので、いつもより早起きしました。



同行友人曰く、午後にお参りすると悪い気をもらってきてしまうらしいからです。


午後って不浄なものなのかしら。


まあ、その感覚はわからんでもないよね。
なんだか朝って空気が澄んでいる気がするもんね。



特に、冬の朝って気持ちがいい。

かの清少納言も枕草子で「冬はつとめて」と言っていたくらい、冬の早朝は良き。


平安時代からそうなんだから現代でもそうよねえー

…って

そんな私は平安顔。(なんの話)

くそう、平安時代なら絶対モテてたのに




えっと


前置きが長いとよく言われるのでそろそろ本題に入ります。




してその場所は

愛西市にある大法寺さん

雲ひとつねえぜ

春日井市からは高速で爆走しましたがそんなに遠くなかったです。(説明雑)


オープン(という表現合ってる?)とともに
9時に到着。


「あっいらっしゃい」みたいな気さくな雰囲気で迎え入れられる。


東海TVより


そんなに大きくはないスペースだが、ご祈祷をする隣には椅子とテーブルが並べられており

そこで絵馬などに願い事を書くようであった。



初体験だったのは、千と千尋に出てくる式神様のような人型を模した白と赤の紙に自分の想いをぶつけること。


赤は切りたい縁
白は結びたい縁


そして、それを燃やすのだ。




ちなみに私は
霊感など持ち合わせちゃいない。

目に見えないものは、信じない

まあ、信じないほうが楽だから自分は常にそう思っていたわけだが…


いざその絵馬と式神様に願いを書こうとしたとき、不思議な感覚に見舞われた。


やっべえ、背中痛え。


なんなら頭痛もしてきたし、なにより体が重い。



気楽な気持ちで同行し


切りたい縁には「脂肪」

結びたい縁には「イケメン
❤️

なーんて書こうと思っていた私の筆が、一気に止まる。



あれ…私の願いってなんだったっけ?


人は、本当に辛い経験をすると

その記憶に蓋をして、吐き出すことをしないまま抱え続けてしまうのかもしれない。生きるために。



気がついたときには、涙がポロポロ溢れてきていた。

もう信じられないくらいに、沢山。


そっか、泣くことさえしなくなっていたんだという自分に気づく。



そしてふと周りを見渡すと、同行者である女性2人は
死ぬほど分厚い束で願いを書き連ねていた。
(一緒に行っても、心の内を晒すので別のテーブルで書いた方が良い)

うん、欲がすげえ。


(なんか20枚くらい書いてたんじゃないか)


そんな2人を眺めていたら少し気持ちが落ち着いて
私もせめて1枚ずつくらいはなにか書こう、と思い直した。


「すべてをちゃんと吐き出して下さいね」

お寺のおじさんに声をかけられる。


ここで書く言葉は、本当の気持ちを正直にぶつけて構わないらしい。

だから、別に愚痴でも文句でもいいわけだ。


それに、“この人と縁を切りたい”そう具体的に書いたほうが仏様にも伝わりやすいらしい。



私には、思い浮かぶ人がいた。



縁が切れたらどんなに楽に生きられるだろう、そんな風に思ったのだが

実際には、その事は書けなかった。



その人の心に巣喰う
悪心を切りたかっただけ。


人間自体が悪なわけじゃないんだ、と腑に落ちた頃、ようやく深呼吸をして願いを書き込む。




切りたい縁「弱い自分」

結びたい縁「生きる意味」

そして絵馬には、「人を恨む心」とだけ書き込んだ。


え、逆に重いだろ、これ。


まあいいか、相手はプロだ。たぶん慣れてる。


平和な毎日も足しておいたお☆


と、まあこんな心の葛藤が私の体を重くしたのかもしれないし


または、古き時代から“駆け込み寺”とされていた“終わりのはじまりの寺”という場所なのだから(尾張でもある)

人々の苦しみや願いを受け続けてきた場所になにかしら共鳴したのかはわからないけど


体感としては良くも悪くもすごく力のある場所のようでした。


オワリノハジマリ、、、
(なんかかっこいい)




そうして願いを燃やしたあと、席を立つときに気づいたのだが

テレビの映像で特集みたいなものが流れており

それがまた、よくよく内容を見ると「生きる意味」というテーマで人々が悩みを吐き出すようなシーンだったのであった。


え、私が書いた結びたい縁と一緒じゃん。


あれ?先にこれ見てたっけ?いや、記憶にないぞ。

潜在的に耳から入ってきた情報だったのかな。



もし偶然に同じテーマに辿り着いたとしたら


こういう場所が在る意味、というものを自問自答のうちに悟ったということだったりしてね。




そしてなんだか不思議な気持ちのまま、促されるままに外へと案内される。


私的にはこれがメインだ。


巨木。

白龍の樹(樹齢650年)



いや、こいつや。

悪い気吸い取ってくれてんの、絶対こいつ。



なんか幹の模様が龍の顔をしているだとか

時計周りに3周して絵馬をかけにいくと叶うだとか

色々あるらしいけれど


シンプルにこの木のパワーがすごいんだと思う。


楠木ってさ、なんかすごいよね。
(国道41号にも楠木伝説あったよね)


語彙力がないからこのすごさが伝わらないだろうけど

この木は一見の価値あり!と思います。



ちなみに私は抱きついた。

(抱きついていいんだってさ)


そしたら体が軽くなって、お腹が空いた。


ちなみに同行者2人は去年既にお参りしており、そのとき願ったことが1つ叶ったのでお礼参り(半時計周りに回る)の意味合いを込めてきたんだってさ。


私もそのおかげ?で出会えた縁なのでこれからも大切に付き合っていきたいと思います。



ちなみに2人とも去年参ったあと、熱出したんだけどね。(怖)



強い場所というのは気をつけないとだね。


体調の良い時に行くのをオススメします。


次に行ったときにはちゃんとした願いが書けるといいなあ。



信じるか信じないかはアナタ次第ですが

きっと信じたほうが良いんじゃないかなって思います。




信仰することは、自分と向き合うこと。


結局のところ、宗教にしろ占いにしろ
なにを信じようが答えはみんな自分の中にあって

結果的に自問自答の末にどう生きていくかを考えることこそが本当の意味のような気がしました。



またなにか面白いなと思ったことがあれば書きますね。

この場所行ったよ、とかこんな体験したよとかコメントくれたら喜びます。




読んでくれてありがとうございました。




ちなみに今日は一粒万倍日でしたよ。では。

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