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 令和6年(2024年)4月12日に衆議院を通過し、同16日に参議院を通過した「共同親権法案」。
 DV被害支援室poco a pocoとして、施行される2年以内にしなければならないことは、
ⅰ)施行前に離婚し、子どもが18歳未満のひとり親家庭も適用になることから、いままでの単独親権と、共同親権はなにが違ってくるのかを正確に伝えること、
ⅱ)家庭裁判所が、離婚後もDV・虐待のリスクが高いと「単独親権」と決定することから、ⅰ)の対象者は、いまもDV・虐待のリスクが高い状況が続いていることを示す準備にとりかかる人たちに対し、17年10ヶ月の支援活動で蓄積してきたナレッジ・情報を提供すること、
ⅲ)法の成立・法の改正は、極めて政治的でありながら、これまで、人権・社会問題と距離を置き、政治に無関心だったけれども、いまの政権の強権ぶり、異常さを身を持って思い知った人も少なくないように見えることから、国政選挙をはじめとする各選挙で、誰を選ぶのか、あるいは、現政党とは別に、4割を超える「無党派層」を主体に「市民政党を立ち上げる」のかなどの判断に役立つ(期待する)、日本のこれまでといま、日本の政治を担ってきた人たちはどういう人たちかを正確に伝えることだと考えています。
 「poco a poco」の意味、一歩一歩通り、これから施行される2年以内、できることを一つひとつ確実にやりたいと思います。

*17年10ヶ月の支援活動で蓄積してきたナレッジ・情報を得たいというDV被害者の方(離婚し、2年以内の施行に備えたい人、いまDV被害に苦しんでいて、子どもとともに緊急避難し、生活の再建を考えている人)、「連携しよう!」という奇特な方は、poco_a_poco_marine_s@yahoo.co.jp宛、気楽に連絡いただければと思います。
 なお、DV被害支援poco a pocoは、DV被害の一番の被害者は「子どもである」との立ち位置です。

庄司薫

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