顧客情報の管理について➪➪➪お客様を自店のファンにする方法

こんにちは。
今日もご覧頂きありがとうございます。

今回は、顧客情報をどのように管理しどのように利用するかというテーマで書かせて頂きますね。

アナログ的な方法ですが、業種によっては役に立つかもしれませんので良かったら最後までご覧ください。

★顧客情報を得る目的
お客さまの情報を得る目的は何の為なのでしょうか?

自分なりの分析ですが、お客さまの色々な情報が分っていれば、商売以外の話題で話をする事が出来ます。その為お互いの関係づくりに役立つからではないかと思っています。

関係づくりに成功すると
更に話が膨らみ、もっと多くの情報を得る事も可能になります。

ここまで来ると信頼関係が構築できるようになり、気軽に話し合える仲になる事も出来、最終的に信頼関係が出来売り上げにも結び付いてきます。

その為には
最初に少しでも情報を得る事が大切になってきますね。

★顧客情報を得る方法
お客さまに対し、個人情報を直接聞くのはとてもハードルが高く、「なんで、そんな事言わなくちゃいけないの?」と思われてしまっては、本末転倒です。

顧客情報というと、住所、氏名、電話番号、誕生日、家族構成等が思い浮かびますが、せめて氏名や住所くらいは集めたいものです。

この方法は、ポイントカード等で集める事は可能ですので、今回はそれ以外の方法で個々の情報を収集するやり方を紹介させて頂きます。

1・お客さまの車の番号を管理する
駐車場付きの店舗経営をしている方は、この方法がお勧めです。

お客さまが車で来店された場合は、駐車場までお見送りして、乗ってきた車の番号をメモし、お客さまと利用している車の番号をひも付けし管理する方法です。

全ての方を管理できるわけではありませんが、何割かの方はこの方法である一定期間管理する事が出来ます。
(車を買い替えた場合には管理出来なくなるという短所はあります。)

ある一定期間で何割かの方の番号が分れば、駐車場に防犯カメラを設置し、何番の車が駐車場に入ってきたかを分かるようにします。

するとその番号でお客さまの名前が入店前に分かります。

結果、入店時にお客さまの名前を呼び「○○さんこんにちは。」と声掛けをする事が出来るようになるという訳。

自分の経験からも
入店時に自分の名前を呼ばれると、嬉しいと共に驚きます。

「よく覚えているな~」と感じちゃいます。

すると親近感を覚えるのです。お客さまとの絆作りのきっかけにはなるのではないでしょうか。

防犯カメラというと「防犯」という目的に考えている方は多いのですが、このようにマーケティングという考え方もあるという事を覚えておいてくださいね。

ちなみに防犯カメラを設置したいという事でしたら、私の知り合いを紹介できますので、静岡市内の方は私までご連絡ください。

2・雑談の中から情報収集
私の商売は学生服の小売をしているので、全てのお客さまの注文請書というものがあります。

学校別、学年別に管理しているので
何かを購入しに来た場合には、前のデータを出しますねと、お客さま(子供さん)の学校、学年を聞いてレジ横に保存してある注文請書を引っ張り出します。（パソコンで管理すれば更に時短になります）

注文請書には、過去に購入して頂いた情報や、どのようなお直しをしたのかという情報が全て書いてあるので、その情報を見ながら会話を進めます。

この辺はパソコンでスマートにデータをすぐに出せるようになれれば良いのですが、当店ではそこまでは進化しておりません(笑)

最近少し工夫している事は、この注文請書の裏面に、雑談の内容を書くようにしている事です。

会話の内容すべてを書くのではなく、印象に残った事や、子供さんの話題になった場合には、どんなスポーツをしているのか、兄弟関係の事、何かの相談をされた場合は、その話題等です。

これらの情報は、次の来店時に役立ちます。

たとえば、子供さんが新体操をやっているとメモが書いてあれば、「新体操は続けていますか?」と声掛けが出来、子供さんの話題を話す事が出来ます。

入学時には身長も聞いてあるので、子供と一緒に来店した場合には「大きくなりましたね～」と入学時の身長を教えてあげます。

このように、お客さまの名前を呼ぶだけではなく、過去に喋った内容まで言われたらお客さまはとても驚きますよ。

自分がお客さまの立場だとしたら、たぶんあっという間にそのお店のファンになるものと思います。

ただ、残念ながら私はそのようなお店に遭遇したことはまだありません。

お客さまの情報は出来るだけ集めるに越したことはありませんが、店内にいる時にどんな会話をしたのかという事だけでも管理しておけば、次の来店時の雑談のきっかけにはなるのではと感じています。

今回の情報はいかがでしたか?
少しでも参考になれば幸いです。

今回の内容に関する感想やご意見ありましたら是非お寄せ下さいね。
よろしくお願いいたします。

では、今日も良い一日をお過ごしください。