賃上げが日本を滅ぼす
賃上げ賃上げと声高に叫ぶ。
確かに賃上げは大切なことだ。
その昔、内閣総理大臣が『所得倍増計画』とかを打ち出したこともある。
⇒でもこれは経済対策による効果の結果、所得が倍増するもので、単に所得が倍増するわけがない。
現在の経済対策は一部の富裕層や大企業のためのものであり、日経平均が上がったのも、銘柄操作によるおためごかしでしかない。⇒実質的に経済対策とは言えないわな。
そんな中で賃上げを行う。最低賃金ももちろん引き上げる。
中小零細企業、個人事業でなにが起こるか。
売上は横ばい。それどころか右肩下がり。
物価高騰により経費は膨れ上がり、支出が増える。
本人の意向があれば定年後も再雇用をする。その後も本人も会社も望むのなら継続雇用する。
そんな中で『はい、賃上げ』
かけられる人件費には限界があるので、再雇用の人員をカット。
アルバイトの5人を4人に減らす。
契約社員の再契約人数を減らす。
70人いた人員が65人に減る。(例えばだぞ)
生産性が著しく落ちる。
売上も落ちる。
※業種にもよりけりだが、まさに製造業がこれだ。
賃は上がった。今はね。
賃上げ大成功!!!
飲食店のバイトは減る。
食品配達の個人事業主が増える。
荷物配達の個人事業主が増える。
とにかく個人事業主が増える。
↑↑と主は一時期儲かったような錯覚に陥る。
厚生年金の収入が減る。
社会保険料の滞納者が増える。
生活保護が増える。
賃上げ大成功!
よかったね。
ま、そんな簡単な話じゃないか。
知らんけど。
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