【Salesforce】レコード?社内で専門用語をどう表現するか
専門用語って難しい
Salesforceに限らず、何でもそうですが専門用語って難しいですよね。
最近は特にカタカナの一言で表すことが多いような気がしています。
会話の中でそういったカタカナが出てきて意味が分からないと、そのあとの内容が耳に入ってこなくなったり…。
分からなかった言葉をあとから自主的に調べて勉強になった!とポジティブに捉えてくれる方もいらっしゃれば、知らない=おいてけぼり=やる気ダウンでネガティブに捉える方もいろんな方がいらっしゃると思います。
同じくらいの知識を誰もが持っているグループであれば気にしなくてもいいかとは思いますが、なかなかそう簡単にはいきませんよね。
レコードって何?
Salesforceからひとつ例に挙げると、社内でよく理解が進まなかった単語として「レコード」があります。
「レコード」ときいて、何を思い浮かびますか?
データベースの1行分
音楽を再生する音盤
競技などの最高記録
「レコード」とインターネットで調べると、上記のような説明がばっと出てきます。
「レコード」という言葉ひとつとっても複数の意味がつけられています。
なので、私が「Salesforceのレコード」と言葉を伝えたとしても、「レコード」という言葉に「データベースの1行分」という意味を知っているかどうかで話が変わっていきます。
ITの知識を齧っているので、「オブジェクト」「レコード」と言われても何となく理解が出来るのですが、そういった知識のない人にいきなりそのような言葉で説明するのは何だか違うのかもしれないと思いました。
実際に「レコード」と説明しても何となくの抵抗感というか、そういったものを感じていました。
受け入れてもらうために
しかしながら、Salesforceのレコードをクリックし、入力する項目を整理したり、何かしら説明するときに必ずついて回ってくる単語です。
しかしながら、ITの知識がない人に「レコード」と伝えても伝わりにくいと肌で感じました。
「レコード」とはなんぞやと一から説明をしても、現場の人にはそもそも興味のないというか知らなくてもいいことなので、知りたい意欲のある人でない限りは右から左だということも感じました。
そこで、社内で受け入れてもらうために「商談ページ」、と「レコード」を「ページ」に言い換えをしました。
すると、何となく今までよりも説明がしやすくなったと感じました。
「ページ」は何かしらの媒体の表示単位ですし、日ごろからよく使用している単語なので受け入れられたのだと思います。
もちろんのこと、正式名称や正式な意味を覚えて使うことが一番かと思いますが、現状では現場の皆様に受け入れてもらう方が優先順位が高かったので、こういう風にしてみました。
もちろん、自分が外部でお話するときは正式名称を使います。使い分け大事ですね!
まとめ
専門用語は一言でその意味を表せるので、話をする方は楽なんですよね。聞き手側もその用語を理解していれば問題ないですが、そういったばかりでもないです。
相手の知識範囲や立場、状況などで、理解してもらっているかな?と読み取りながら話ができるといいですよね。自分もまだまだするっと専門用語を出してしまう時があるので、気配りをしながら説明をしていきたいと感じています。
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