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ソフトテニス✖️作業療法②

ダブルスという構造、役割について

ソフトテニスは基本的にはダブルスである。何となく振られた役割は後衛がゲームの組み立て、前衛が決定するという物であるが、本当にそうであるのか。

テニスという競技が他の競技と大きく異なる所は「失点をしない」事が求められるという事である。すなわち、前衛が決定する、前衛がポイントを取るという概念が覆る。

むしろ、前衛は自軍コートに球が入らないように邪魔をするという役割の方が的確な気がする。相手後衛の打つコースを消すといったポジショニングが求められるのではないかと思う。

この前衛が前に意識を向けている所から、背中の方に、ペアの方に意識を向けるだけでも後衛に随分と楽をさせてあげられる。

意外にも前衛がゲームの組み立て、後衛はひたすら返球をしていくといった役割の方が上手くいく様子だ。プロフェッショナルという概念は時に毒となるのだ。

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