古民家改装計画 Vol.3 透水性のあるコンクリートを使うか
引っ越し予定の古民家には広い庭があり、草刈りという大仕事が待っている。
少しでも草刈りの負担を減らしたいのと、洗濯物を干す場所の足元が土じゃないほうが良いということで一部コンクリート舗装する計画だ。
生コン屋さんを経営する知人から以前聞いた、透水性のあるコンクリートで施工しようか検討している。
透水性の無い一般的な土間コンクリートだと、
・排水の方向を考えなくてはいけない(傾斜をつける)
・鉄筋を入れて施工する→手間がかかる(コスト)
・表面に苔が生えたり、濡れたら滑る可能性が高い
ということがあるらしい。
一方透水性コンクリート(トップ写真)は、砂利を押し固めたかのような感じで
・雨水は全て地面に透過する(傾斜がいらない)
・鉄筋は不要。施工が簡単→コストが下がる
・転圧機を借りれば、DIYでの施工も可能。
・色を選ぶことも可能。
・濡れても滑りにくい
というメリットだらけ‼︎
ただし、ここ10年くらいで出てきた素材なので経年劣化に関してはまだデータがあまりない。公共工事にも使われ始めているので、ある程度の耐久性は間違いないのだろう。
生コン屋さんの知人から聞いた話では、最近は都心でよく使われているらしい。都会では雨水の逃げ場を上手く考えて建物を作らないとトラブルが起きるが、透水性コンクリートならその辺の心配はいらないからだと言う。
田舎は建物同士の距離が離れているので、あまりその辺のことは考えずに済むので普通の土間コンクリートが主流。
雨水が土に還る場所が、たくさんある。
都会はそうはいかない。
この週末に関東を襲った台風の被害を聞く限り、インフラ整備にもそういった新しい素材をどんどん取り入れたほうが良さそうだ。
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