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古民家改装計画 vol.1 模型を作る

金曜日に、地元工務店さんと現地下見をした。

水回りとキッチンを優先するという話で進めていたが、広いわりに広く住めない。(間取りの問題)

いっそ、キッチンから居間と洋間の壁をぶち抜いてLDKにしてしまうおうという話をなった。

いよいよ古民家リノベーション!という感じが漂ってきて、めちゃくちゃ心躍らせて帰宅した。

一応、映画のセットデザインの仕事を十年ちょいしていたので間取り図を起こすのは得意。

そうしたら、現地でとってきた間取り図をもとに模型を作りたくてしょうがなくなってきたのだ。

映画のセットでは、撮影方法や芝居の動線を確認するためにメインセットの模型を作ってスタッフ会議をすることが多い。

今回は、このぶち抜きLDKがメインセットだ‼︎‼︎‼︎

ということで、1/50の縮尺の模型で暮らし方をシュミレーションしてみることにした。

リビング奥からキッチンを見る

ひとまず撤去する壁と残す柱を決めるので、家具の配置は後回し。ただ、キッチンの向きや大きさはもう早いこと方向を固めて準備を開始したい。

キッチンカウンター越しにリビングを見渡す

模型は壁が立ち上がっているので、平面図では感じなかった狭さや空間感覚を掴むことが出来る。

ちなみに、使用している方眼用紙は尺貫法を前提とした様式になっている。

縮尺が1/100の場合は1マス=1尺(約30cm)、1/50の場合は1マス=5寸(約15cm)になる。

映画業界は今だに尺貫法が主流で、私自身も尺貫で測る方が身体に馴染んでいる。

日本家屋の間取り図を書くときは本当に楽ちんで、世の中まだまだ尺貫法使えば良いのにと思う。

キッチンカウンターの図面を書きたくて夜眠れなくなったり(映画スタッフ時代にはなかった。)

久しぶりに、ご飯食べるのを忘れるくらいに熱中している。

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