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躁鬱大学

坂口恭平さんの、「躁鬱大学」って本、

すごく面白くておすすめです。

読んでいるとふっと心が楽になります。


気分の波の激しさに悩みまくっていた時に書店で見かけて、これは…!と思って買って読んだのですが、

読み終わってからだいぶ経った今でも何回もパラパラと読み返してます。

「あ。わたし、これでよかったんだなぁ。」
と、自分を肯定することができたり、

「あるある!!分かる分かる!!」
と思えることで、なんだか心強さがあったり。

鬱に向かっていくときの傾向というか、特徴とかも細かく実体験を踏まえて書いてあるので、

「あ。今ちょっと落ちていってるんだなぁ」とか、自分を客観的に観察することもできてよきです。


この本は精神科医の神田橋修治さんという方の、「神田橋語録」を元に書かれているのですが、(神田橋語録で検索するとPDFで無料で読めます。)

「きちんとしなきゃ、ちゃんとしなきゃ」
という思考が出てきたら、それは鬱の入り口です。

というようなことが書かれていて、


本当にそうだな…と思いました。


ちゃんとしなきゃ、怒られてしまうんじゃないか、嫌われてしまうんじゃないか、

と考えて、どんどん自分を窮屈な方へ追いやっていってしまうと、

どんどん元気を無くしていきます。

逆に、
【てきとーに、ふらふらと、気分で動く。】

これをすることで、どんどん元気になっていきます。


自分では「これじゃだめなんじゃないか…」
って思って許せていない特性だったりは、

疲れていたりすると余計に許せなくなってしまったりするものなので、

自分で立て直せないときは、この本の言葉に励ましてもらってます。


また改めてこの本の感想書きたいですが、
今この本のことを書きたくなったのは、
もしかしたら同じ気持ちの人と共感し合いたいのかもしれません。

この本の言葉とか、神田橋語録を読んで、
ふわぁ。っと心が楽になる人がいるということが、

なんというか、安心するんですよね。
ひとりじゃないと思えて。



今ちょっと、「ちゃんとしなきゃ…」が出てきているのを感じるので、

この本を読みながらゆっくり休んで、またのびのびと自分の好きなことを好きなように楽しめるように、

ゆるゆるとゆるませていきたいと思います🫧

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