碧空戦士アマガサ キャラクター名鑑(ネタバレなし版)
よくきたな🍑
この記事はオリジナル変身ヒーロー小説『碧空戦士アマガサ』のキャラクター紹介コーナーです。
本記事は初見の方向けのキャラ名鑑です。主に半刻小説を読む方向けに、最低限この情報を持っていれば大丈夫というものをお届けします。
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▶︎シリーズ目次
- アマガサ/九十九神 -
天気雨と共に現れる怪人<雨狐>と戦う、白銀の戦士。番傘の九十九神<カラカサ>をはじめとして様々な付喪神の力を行使し、超常事件を解決していく。
天野湊斗(アマノ・ミナト)/アマガサ
「俺は傘──この雨を止ませるための、番傘だ」
本作の主人公。白銀の戦士アマガサへと変身する。第一話で晴香と邂逅したのをきっかけに特殊部隊<時雨>に入隊することになるが、それまでは雨狐と戦うことを使命として旅をしており、行く先先で妖怪やら九十九神やら雨狐やらと戦っていた。
九十九神カラカサ
『湊斗を離せ! この大男!』
湊斗の相棒。番傘の九十九神。一人称は「オイラ」。見た目は"からかさお化け"だが、本人にそれを言うと怒る。九十九神としての年齢は100を超えているが、子供っぽい一面が目立つ。
閉じれば銃、開けば盾として湊斗/アマガサの戦いをサポートする。傘銃は弾丸の代わりに白い光弾(妖力弾)を消費して敵を攻撃する。
九十九神リュウモン
『そこじゃァッ!』
扇子の九十九神。一人称は『ワシ』。扇子が長い時を経て九十九神へと変化した存在で、その表面には見事な龍が描かれている。風の力を操る。
☔️
- 超常事件対策特別機動部隊 <時雨> -
超常事件の調査、解明、解決を目的に組織された、警視庁直属の特殊部隊。発起人は警視庁武術顧問・河崎光晴であり、彼が隊長、その孫の河崎晴香が副隊長を務める。
河崎晴香(カワサキ・ハルカ)
「大丈夫。牛肉は完璧だ」
本作のヒロイン。24歳、一人称は「私」。特殊部隊<時雨>の発足時、隊長である光晴の鶴の一声で副隊長に抜擢された(光晴曰く「修行のため」)。
実家の武術道場で幼い頃から稽古を積んでおり、卓越した身体能力と近接戦闘スキルを持つ。その身体能力に加え、人一倍強い正義感を持ち、トラブルがあれば積極的に首を突っ込み、力技で解決する事が多い。
滝本晃明(タキモト・テルアキ)
「なんつーか、まるで災害っすよねぇ」
<時雨>のIT顧問であり、晴香の弟弟子。幼少の頃から現在まで晴香にパシられ続けている可哀想な子。22歳、一人称は「俺」。
腕っ節が強く、大人を2、3人まとめて投げるほどのパワーを持つ。晴香の祖父・光晴の元で武術の基礎を学んだ経験から、晴香とともに前衛チームとして身体を張っている。同時に本職であるIT顧問としてシステム構築等も実施しており、隊員たちからは「あの人いつ寝てるんだ?」と声が上がっている。。
乾 慎之介(イヌイ・シンノスケ)
『三丁目交差点に他に車両はいません。イケます!』
<時雨>の諜報班長および後衛指揮担当。第1章では声のみの登場。一人称は「俺」、28歳。時雨発足時に自ら志願してこの任に就いた。<時雨>ではタキと並ぶ常識人であり、とかく暴走しがちな隊員たちの取りまとめを行なっている。
雪村相馬(ユキムラ・ソウマ / ソーマ)
「あれ、いいンすかタキさん?」
<時雨>のデバイス作りと、後方支援を担当する若き隊員。18歳。ニックネームは「ソーマ」。
近距離戦闘は苦手だが優れた動体視力と高いエイム能力を備え、銃(麻酔銃/ゴム銃)の扱いを得意とする。また手先も器用で、タキと連携し様々なデバイスを作ることで部隊に貢献している。
佐倉 凛(サクラ・リン)
「実は私、ファミリーレストランって初めてだったんです」
<時雨>のオペレーター兼救護担当。20歳。ニックネームはリン。
ハルカとは対極で大人しく、おしとやかな性格。ただし薙刀の段位を持っており、結構強い。お笑い芸人や若手俳優が好きで、晴香の父親・マーベラス河本のファンでもある。
河崎光晴(カワサキ・ミツハル)
<時雨>の発起人にして隊長、そして晴香の祖父。齢79にしてその武は衰えず、警視庁の武術顧問を務める。
河崎元晴(カワサキ・モトハル) / マーベラス河本
晴香の父親。芸歴30年のベテランお笑い芸人。長らく下火で苦しい日々を送っていたが、最近自著が大ヒットしてトップ芸人に返り咲いた。
娘の晴香を溺愛しているが、幼少のころのトラブルが原因で晴香には滅茶苦茶嫌われている。
🌂
- 怪人<雨狐> -
アマギツネと読む。天気雨と共に現れる怪人。
その顔は狐の面と同化しており、基本的に髪はないが個体によっては鱗が発達したトゲが髪型を形作っていることもある。黒い鱗は全身にも生えている。天気雨そのものや雨を浴びたモノに干渉し、超常事件を引き起こす。
イナリ
「ゲームといこうぜ、アマノミナト」
<原初の雨狐>の一角にして、「雨狐の王」を自称する武人。血の色の鎧を身を纏い、腰には刀と脇差を提げている。なにかにつけて退屈しており、雨狐の天敵を自称する湊斗に対し「手下を全滅させたら戦ってやる」というゲームをけしかけた。
紫陽花(アジサイ)
「……勘の良いやつだ」
<原初の雨狐>の一角。夜色の平安装束に身を包み、その手には錫杖を携えている。雨狐たちの参謀役な上、雑兵アマヤドリの開発なども手掛け、イナリと羽音のサポート役として活動している。
羽音(ハノン)
「今のまんまじゃ、すぐ死んじゃうよ?」
"原初の雨狐"の一角。鮮やかな赤金の花魁装束を身に纏う。突っ込んできた自動車を片手で受け止めるなど、その細腕からは想像もつかない怪力を持つ。子供の雨狐を"育成"し、手下にする。
アマヤドリ
雨狐が作り出す人形。雨狐の"なりそこない"。のっぺりとした人型で、武器を持つ者もいる。
天気雨によって形成された水溜りから現れる。身体の構成要素が雨そのものであり、基本的に物理攻撃は無効。ただし、アマガサはそれに干渉する事ができる。
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