よくきたな🍑

　逆噴射小説大賞のレギュレーション発表から数日が経ちますが皆様いかがお過ごしでしょうか。応募開始は10/8からであるにも関わらず、あっちでもこっちでも逆噴射レギュレーションのパルプ小説がぶっ放されていますね！　真剣素振りか実弾試射か、とにかく去年参加した勢の熱量がすごい。

　かく言う僕もそのひとりで、「800文字ってどんなもんやろ？」という思いから書いて投稿しました。

「試すだけなら別に投稿せんでもええやろ」と心の冷静な部分が僕に言うんですが、それでもぶっぱしたのは1年前の自分と比較するためというのが大きかったりします。

　実際、『その仏頂面を崩すな』を投稿後に、何名かに直接声を掛けて読んでもらいました。彼らは1年前に僕の作品を読んでくれた人たち(リア友)で、それはもう忌憚ないご意見をいただいてボコボコにされたわけなんですけど、これに関しては「素直に面白いと思った。成長してるやん」「気になってたとこがカイゼンされてる」と言われまして、思わずガッツポーズした次第です。1年間やってきてよかった。

逆噴射小説大賞はお祭りなんだなぁとしみじみ感じている

　正式スタートが10/8からであるにも関わらず、あっちこっちで真剣素振りや実弾試射が行われているのを見ると、本当にお祭りなんだなぁと思います。

　なんだろう、早々と法被着て奥さんに怒られる人とか、神輿の練習で本気出しまくる人とか、そういった「祭りが楽しみ」を隠し切れない人がいる一方で、粛々と祭りに備えて準備を行ってここぞというところで爆発的に神輿を持ち上げる人がいたりして。どっちも見ているととても楽しそうで。良いよね。

　このタイミングでパルプ小説を投稿してる人って、「ちょっと練習してみるか……」という人とか、周囲の人たちの熱におされて「よ、よし俺も」みたいにぶっ放す人とか、「この期間は毎日やると決めてたんだ」とストイックにぶんぶか真剣振ってる人とか、とにかく「ソワソワしすぎて早々に法被着ちゃった人」たちでカワイイし面白い。楽しそうなんだよなとにかく。

　その一方で、今この期間を「一撃必殺の準備期間」と定めて銃や弾丸やミサイルの準備をしている人たちも見受けられるんだけど、あれは「ここぞで爆発的に神輿を持ち上げる人」だと思っていて、彼らのおかげで油断ならぬアトモスフィアが漂っているのとても良い。忘れてはならぬ。これは祭りでありながら同時に決闘でもあるのだ。備えよう。

　更にパルプスリンガーでない人たちの中にも、タイムラインの騒ぎを見て「お？　なんだなんだ。面白そうだな？」みたいなリアクションをしている人が居たりするので、新たなる刺客との出会いも楽しみにしています。

　個人的には、仲良くしてるパルプスリンガーの皆さんの作品はもちろん楽しみ＆警戒してるんですが、「日刊ほぼ暴力」のヒタニヤヒロさんがなにぶっ放してくるんだろうってのが滅茶苦茶楽しみであり、同時に滅茶苦茶怖いです。この1年間、彼ほど「はじまり」を研ぎ澄ました人を僕は知らない。パルプスリンガー各位は物語の連載をしていたものの、ああまで「はじまり」を書き続けた人はいないんですよね。マジで怖い。備えよう。

いじょうだ

　実弾試射の実例を見たことのない方は、ハッシュタグ「逆噴射小説大賞レギュレーション」で検索すると色々出てくるのでオススメです。

　そして「おお、こんな感じか」と思ったら、レッツチャレンジ！　君もパルプ小説を書こう！