よくきたな🍑

　最近、ワイフがダンガンロンパシリーズをプレイしていて、それをゲーム実況めいて眺めながら作業するのが日課になっています。

　なんでもPS4 Storeで半額になっていたようで、『ダンガンロンパ1・2 Reload』と『ダンガンロンパv3　僕らのコロシアイ新学期』をまとめ買いして、1から順にプレイ中。先日、2のエンディングまで行き着きました。

　ゲームとしてはちょっとノットフォーミーな感じなんですが(アクションがダルそう)、物語としてはとても面白い作品ですね。

　キャラクターの濃さや能力のとんでもなさ、世界観、なによりモノクマ(CV:大島のぶ代)の存在感で先の読めない展開をぶつけてくる感じが最高にエキサイティングです。ほんと、次に誰が死ぬのか、どういう動機なのか、どうやって殺したのかっていうところがメタ的に読んでもなかなか見抜けない。面白い。楽しい。

　でまぁそんな濃いキャラクターの中でもとりわけ印象的なのが、タイトルの狛枝凪斗という男なんですよ。ダンガンロンパ2のキャラクターです。

画像は公式サイトより

　CV緒方恵美さんなんですがこいつがマジでキチガイすぎてやばい。そしてこいつの喋り方というか言葉責めの仕方がやばい。ファッションキチガイじゃない本物の狂人。こまえだなぎとまじでやばい。

　本作の軸は学級裁判という殺人事件の犯人を探す裁判がありまして、各キャラクターが力を合わせて犯人を特定するためにディスカッションをするんですよ。もちろん犯人は特定されないために頑張る人狼めいた話なんですけど。

　で、こいつがもーかき回すかき回す。犯人側の有利になることを敢えて言ったり、「君たちの希望になれるなら僕程度の人間は踏み台になって構わないよ」とか言い出して議論をあらぬ方向に捻じ曲げたりする。挙句の果てに「いやいやこの程度で絶望してどうするんだい？　君たちは本物の希望なんだろう？　これは超えるべきハードルさ。君たちなら簡単だよ！」ってぐるぐる目で言い出す。シンジくんが。

最初は善人ヅラしてるんですけど、34分あたりから様子がおかしくなります。……ていうかサムネの時点でもうアレですね

　まぁそういうスッゲー嫌なキャラなんですけど不思議とキャラクター人気は高いんですよね。まぁかくいう僕も、めんどくせーなこいつと思いつつなんだかんだ嫌いになれないわけなんですけど。

　……で、今、僕は思わぬところでこいつのミーム汚染を感じています。

　アマガサ第4話です。

今朝Part5を投稿しました。

　やべーなってなってるのは次のパートPart6で、平たくいうとここから湊斗くんと晴香さんが拷問した理由とかについて口喧嘩を始めるわけなんですよ。で、それを途中まで書いて気づきました。

　湊斗くんが狛枝凪斗になってる。

・晴香さんは湊斗くんのやったことを許せない
・湊斗くんは別にそれが悪いことだと思っていない

　→側から見ると湊斗くんがめっちゃ開き直っているように見える。

　その開き直り方がまじで狛枝凪斗。思わずSHIFT+ENDで全選択して全部消した。復元させて一部抜粋したのがこちら。

　我慢の限界を迎えた晴香は、湊斗の胸ぐらを掴み、持ち上げる！
「いくらなんでも拷問はやりすぎだろ！？　相手は雨狐っつっても、まだ子供だったんだぞ！？」
「だからさぁ、子供だとか関係ないんだって」
　その時、ソーマは見た。湊斗の瞳はまた、人形のように闇の渦巻くそれに成り果てていた。深淵に見つめられ、晴香もまた目を見開く。湊斗はただ冷静に、淡々と、言葉を続けた。
「マーベラスさんの事件のときも言ったけどさ。大切なのは確実さなんだよ。確実にあいつらを倒して、確実に情報を奪って、確実にイナリたちの所に向かう。俺たちに必要なのは、それだけでしょ？」

　太字のところが湊斗くんのセリフなんですがもう引っ張られまくってる。僕の中だとCV緒方恵美さんっていうかCV狛枝凪斗。マジで引っ張られてる。やばい。

　そういうわけでちょっとバッサァーッと口喧嘩シーンを描き直し中です。これリアルだったら演者さんブチ切れだろうな。改めて口喧嘩してもらおう。

いじょうだ

　余談ですが、ダンガンロンパ1における僕の推し(男性部門)はバターになりました。女性部門は無事生還。ダンガロンパ2の推し(男性部門)は片目を失ったけど生き残っています。女性部門はおしおきで潰されて死にました。ぐすん。

　まぁアマガサ云々はさておき、ダンロンやったことないって人はぜひやってみてね。楽しいよ！