この記事は、C96新刊『碧空戦士アマガサ1 -天気雨を止める者-』に収録されたオリジナル短編をnote向けに修正したものです。

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◆はじめに

　このお話は本来、第一話として考えていた物語です。ｎｏｔｅでの本連載時はテンポ感等々を考慮してプロローグ『雨と傘』のあの形になりましたが、せっかくの機会なのでここで公開します。

　今読み返すと、冒頭のシーンなんかは完全に仮面ライダーウィザードの影響を食らってるなぁと我ながら笑ってしまいますがそれはさておき。

　晴香がぶった斬られたところから始まるあのプロローグの前後でどういうことがあったのか、晴香はなぜあそこにいたのか。そういうあたりを描いています。楽しんでもらえれば幸いです。

　それでは行ってみよう。

令和元年六月吉日　桃之字