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ダイハードテイルズnote実践講座行ってきた覚書と今後の課題整理

 note主催の「有料定期購読マガジン実践講座」に行ってダイハードテイルズのお二人と話したり、「夜天を切り裂く」の作者バールさんとソバ食ったりしてきた。この記事は覚書であり、僕にとって明文化が必要と感じた部分のみの抜粋なので本講座の内容を100%伝えるものではない。ごりょうしょうください。

全体感として

 その名の通り有料定期購読マガジンに関する実践講座であり、ダイハードテイルズのお二人が今までどういう経緯で収益化を目指しどうしてそのプラットフォームを選んだのか、そして実経験の中でどういうことを感じたか、というあたりの話をしてもらった。自分の頭の中で考えていたことと大きくズレはなく、明文化してもらえたような気持ちになると共に、彼らのスタンスや考え方に感心する向きも多々あり多くのことを学べた気がしている。

 創作論や有料化に対するスタンスについては逆噴射先生のコラムで語られている内容とほぼ同様であったように思う。あれだけの内容を月額500円でやってる逆噴射先生ハンパないなって思った。

学んだことの箇条書き

①「自分のファンの数」と「最大想定ファン数」を試算しろ

 ダイハの場合は「物理書籍を買って感想をツイートしてくれたユーザ数」とかだったらしい。自分に置き換えるとどうなるかは要検討。例えば単発note売って様子を見るとかもあり。その場合は自信満々で売れ。

②どの期間でいくら稼ぎたいか考えろ

 ①の最大想定ファン数×月額料金×期間で目標金額になるようにする。そうするとマガジンの月額料金が決まる。

③有利マガジン運用:「月イチでかいの」よりも「週イチこつこつ」

 インターネットランドはなにかしら発信していないと死んでるのと同じだ。読者が作品から得られる幸福の半分は「更新してくれたこと」にある。

④コンテンツの純度を保つことを考えろ

 ニンジャスレイヤープラスとダイハマガジンが分かれている理由を考えろ。

⑤有料定期購読マガジンはマラソン

 体力も余力も大事。継続できる計画も大事。あとコンテンツそのものが10年続けられるコンテンツであることも大事。

⑥自分のスタンスはちゃんと表明しろ

 お金周りも、それ以外も。理想のファンコミュニティの想像および形成に向けた努力も大事。誤魔化すな。

⑦有料マガジンだからって気負うな

 マガジンとは雑誌でつまり週刊誌みたいなもんだからクオリティは一定になるし増刊号なら増刊号であると書かれているものなので気負って無理な文量を書くな。無理をするとすぐダメになる。また、内容についても、読者の反応に合わせてコロコロと変える必要はない。客観視しろ。2年に1度くらいの棚卸しにしとけ

自分の今後の課題とか目標とか

短期的な課題

①マガジンが乱立しすぎ

 1作品1マガジンになっているのでアマガサとそれ以外とかでわける。作品群は目次ページあるのでそれで整理する。

②作品純度が低い

 「メインは小説としたい」といいつつ、コラム的なもの、グラブル話、まとめ記事などなど乱立しており純度が低い。①のマガジン整理と合わせて調整。個人的には全部やりたいので、マガジンだけでなく場合によってはアカウント分けるなどの対策も視野。

③収益目標がない

 ないので定める。3年で14万円。低い目標だが、手持ちのMacBookがそんくらいだったので。減価償却されるまでにトントンになればよし。

長期的な課題

・10年続くコンテンツがない

 拙作「碧空戦士アマガサ」は確かに自分の中でメインコンテンツであるが、ニチアサベースで考えているので「ラスボス倒したら」おしまいとなる。つっても50話くらいあるんで、各話6,7パートに分かれたら300記事ぶんくらいになるんだけども。……あれ? 少ないな?

 ともあれ、ニンジャスレイヤー2部のような形をとるのか、4部のような形をとるのか、はたまたいっそ別作品にするか、ちゃんと考えるべし。今ならまだ間に合う。

その他

 片や小花柄のシャツ、片や濃いストライプのシャツ。すげぇ似合ってた。強そう。あと、お二人の雰囲気も割と真逆というか、すごくバディ感があったのも印象的だった。

いじょうだ

 実は他にも色々あるしメモってるんだけど俺はズルいから心にしまっておく。

 とりあえずマガジンの整理してくる

追記。所感。

小説連載という観点での有料定期購読マガジンでいうと、ニンジャスレイヤーのように「1ヶ月じゃ読みきれない量」のコンテンツがあることは大きなポイントになるように思う。これはサブスクサービスにおける継続率に関わるもので、例えばネットフリックスは1ヶ月だけでは全部観きれない。そういう量が既にあるか、増やす見込みのあるコンテンツを考えることが大事なのかなと感じた。
合わせて、「自分にしか作れないもの」とちう意味では小説そのものはもちろんだが制作日記などもコンテンツになり得ると感じた。要検討。


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