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大寒波と正月の残りものと手の込んだ自殺(不定期日報)

2019年2月9日、東京を大寒波が襲った

 昨夜寒かったですね。都内でもマイナス1度とかマイナス2度とかだったそうで、かなり雪も降ってましたし。

 雪国の人たちにとっては大したことないじゃんって話なんですけど都内に住んで10年以上経つ身としてはめっちゃめちゃ寒くてしんどかったです。

 で、寒い日といったらアレですよ。

 お正月の残りの、白くて丸い、直火で焼くと最高に美味しいアレ。

 そうです、焼きマシュマロです。

既視感のある流れですね

 というわけで、この記事は都内に寒波が到来した日にわざわざキャンプ場で一泊二日で焼きマシュマロをした話です。要は日記。主に正月の残り物を炙ったりしました。

前回の焼きマシュマロはこちら

手の込んだ自殺、その全貌

 キャンプ行くって行ったら友達に手の込んだ自殺って言われた。誰が上手いこと言えと。
 それはさておき、以下、主に写真と共にお送りします。

ここをキャンプ地とする

 正午過ぎなのでまだ周囲にテントマンはいないし前夜降った雪も残っていた(この後また増えた)

腹が減っては戦はできぬ

 マイワイフが作った焼きおにぎりと共に湯を沸かす。写真のケトルは最近購入した新兵器で、取手を外して逆向きにつければ鍋にもなる優れものだ。

正月の残り物シリーズ

 正月の残りの鳥つみれがあったので、鳥つみれうどんに。手作りの温かみが身体をめぐり、焼きマシュマロ欲が高まっていくのをかんじる

 正月の残り物のチップがあったので燻製を作った。
 焼きマシュマロといえば燻製は欠かせない。前回同様、ベーコン、チーズ、うずらの卵を用意した。ちなみにこれら食材は正月の残り物ではなく先日イオンで採れたものだ。

大寒波

 吹雪いてきたのでテントに避難。写真だとわかりづらいけど顔がめちゃめちゃ痛かった。雪っていうか氷だった

〜 ここで痛恨の寝落ち 〜

 避難したついでにテントの中に毛布やら寝袋やらを敷いて、試しに入ってみたら秒で寝落ちした。気付いたら夜だった。

続・正月の残り物シリーズ

 正月の残りの缶入り日本酒があったので湯煎してアツカンにした。アツカンとは温めたサケを飲むことで身体を温めカラテを高める、古のサムライの知恵だ。

 余談だが、桃之字は参加者の中で唯一の運転可能者である。
 つまりこの瞬間、参加者は家に帰れないことが確定した。もう一度言うがこの日は東京に寒波が到来した日だ。

 家に帰れないなら仕方ないということで、熱燗で身体を温めながら肉を食うことにした。この肉は正月の残りものではない。今朝お肉屋さんで採れたものだ。
 さらに、コメを発酵させた汁を温める横でコメを炊いた。このコメは正月に実家から合法的に頂戴してきたものだ。

輝かんばかりのふわふわ炊きたてご飯
フリッカーノイズのせいで監獄で撮ったみたいになった。

焼きマシュマロの時間だコラァ!

 ウィスキーのお湯割りと共にマシュマロを取り出し、焚き火台に薪を設置する。

 安かったからと大きめの薪にしたら見事に入りきらなかった。真っ赤になったオガ炭から瞬く間に火が移り、

 めっちゃ燃えはじめた。しかも、安物の薪を使ったので不純物が多くめちゃめちゃ爆ぜた。ダウンジャケットに穴が空いた。写真でも右下になんか散ってるのがわかると思う。

いざ尋常に勝負

 勝負の時だ。前回がっつり焦がしたので今回は慎重に火に近づける。
 ちなみにこのマシュマロも正月の残りだ。正月はチョコマシュマロだったが、今回はノーマルなマシュマロでチャレンジ。

敗北。

 おもっくそ焦げたのでテントに入って寝ることにした。

- 完 -

気付き

 ・マイナス1,2度くらいならテント+寝袋で全然暖かい
   なんなら家の布団より暖かかった気がする
 ・マイナス1,2度だと熱燗は3分で冷める
   
クソ寒かった
 ・人間は寒いと無言になる
   風さえなければまだよかったんだけどな……

翌日

 無事に目覚めました。よかった。

いっそ腹立たしいくらいの晴天
これだよ、これを求めてたんだよ……

いじょうだ

 なお、以下のいい感じの写真はみんなのフォトアルバムβに入れておく。お好きなタイミングで皆さん使ってくれ。


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