装備している名言を確認する #2
よくきたな🍑
逆噴射小説大賞に参加したあの日から毎日更新を続けていたが、今日とうとう200日連続更新となった。ここ2,3日はヤバかったけど。
ともあれ、三日坊主の僕としては異例の出来事だ。褒めてほしい。
せっかくのキリ番なので、100日記念のときと同じく「装備している名言を確認する」をやろうと思う。そろそろ見直しの時期かなとも思うので。
前回はこれだ。
前回も「ここ2,3日はヤバかった」と書いていて笑った。
キリ番が近くなるとだめになるのかもしれない。
装備している名言を確認する
概要を知らない人のためにかいつまんで書くとこうだ。
「名言を装備しろ」は、逆噴射聡一郎氏のコラムに書かれた言葉だ(購入者しか読めない)。この記事の中には、大雑把にいうとこんなことが書いてある。
・創作を続けていれば、安全地帯からマウントをとってごちゃごちゃ言ってくる腰抜けのゴミカスは蛆虫のごとく湧いてくる。
・そういうやつを相手に悩んで悩んで、最終的に心が折れてしまい、創作を辞める者もいる。たとえどんなマスターピースを書いている奴にもそれは起こりうる。
・そうならないためには、くよくよ悩まずにさっさとそいつの頭を撃ち抜いて先に進むことが必要。
・そのときの最強の武器は自分のポリシーやアティチュードを明文化することだ。それは自分の言葉であることが望ましいが、最初は借り物でもいい。とにかく名言を装備しろ。
残念ながら、僕はまだポリシーを自分自身の言葉で明文化するには至っておらず、まだ人の言葉を借りて戦っている。100日記念の時点ではその確認した。そして今日はその棚卸しをする。そうゆうことだ。
装備している名言
世の中には、”こうでなきゃいけない”っていうことはないんだ
(ジョニー・ロットン)
皆が信じてくれることで、力が振り絞れる。仲間を想う事で立ち上がれる。それが仲間の力じゃないなら、なんだってんだ馬鹿野郎!
(マテリアル・パズル/土塚正弘)
人の振り見て我が振り直せ
(日本のことわざ/母の口癖)
ジョニーの言葉は世の中の理不尽に対して中指を立てるための武器、マテリアルパズルのはヒーローものを書き続けるための武器、そして母の口癖は俺の生き方を知るための武器だ。
あれから100日が経ち、その間文章を書き続けてきた。たくさんの文章を書いていろんな人に見せてきた。全力投球の日もあれば、やっつけで終わらせた日もあった。イベントに参加したり、本腰を入れて連載をはじめたり、記事がクソバズッたり、ラーメンが食べたかったり、いろんなことがあった。
その経験の中で、この借り物の武器は十分に輝いてくれたし僕の身を守ってくれた。本当に助けられた。感謝している。これらの名言は僕の中でしっかりと根付いている。この100日で、それを強く感じた。
そうしてベースはできあがった。だからそろそろ、自分の言葉で自分のアティチュードを明文化しようと思う。
ポリシーやアティチュードを明文化する
三つある。「三」という数字は、三種の神器をはじめとして日本三大大社、日本三大タワーなど日本古来より重要視されてきた言葉であり、西洋の魔物ケルベロスの頭が三つあることはこれに由来するとぽたぽた焼の袋に書いてあった。
その三つの言葉とはこれだ。
「魂を込めて書け」
「小説にもコマ割りはある」
「俺は小説家である」
1.魂を込めて書け
魂を込めた文章でなければ、誰の元にも届かない。逆に魂を込めさえすれば、それが届けたい人であるかはわからないが、必ず届く。
特にここ最近になってこれを顕著に感じている。
忙しいときこそこれを忘れずにいることが大事かもしれない。
2.小説にもコマ割りはある
コマ割りとは漫画の用語で、読者の視線誘導だとかのために重要なテクニックのひとつだ。
僕は小説においてもそれはあると思っていて、例えば、
「当たり前だ」
湊斗は頷いた。
「当たり前だ」
頷いたのは湊斗だった。
どちらの文章も「湊斗が頷いた」という事実を書いたものだ。
でも、この二つでは読者の想像力の働き方が違うと思っているし、使い分けることで読者の理解を誘導できると思っている。
……まぁ、効果測定ができるものではないので手探りだけれど。
そしてこれは、コマ割りだけの話ではない。
想像力の誘導やテクニックなど、「これは小説だから通用しない」なんてことはきっとない。なにごとも極めれば、それはなんにでも応用できるし、なんにでも応用されるものだと思うのだ。
3.俺は小説家である
似たようなことをこの辺りの記事に書いたことがある。
結局は自己定義の問題であるのだけど、小説家であると自己定義をしたからには他者からも小説家だと言ってもらえるよう精進していく。
でもコラムとかエッセイもタノシイからやる。コラムとかエッセイを読んで小説に流入する層もいると思うしね。
いじょうだ
ちなみに200日続けたからといって記事を書くのが習慣化しているかというと、多分していない。その気になれば(逆か? ならなかったら、かな?)明日にでも辞められる気がする。
とはいえヒリヒリと感じているのはやめたら二度と書かなくなるということで、明日からもなんらかの形で書き続けていこうと思っている。自分が自分であるために。
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