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山祭りってなんだろう

皆さんこんにちは、立山大好き❤たてくろです。ご訪問ありがとうございます。

皆さんは山祭りという行事をご存知でしょうか。
8月11日の山の日という比較的新しい祝日は、カレンダーにも反映されていて国民生活にも定着してきていると思います。一方で、古くから山祭りという行事があるんだという事を、私はつい最近まで知りませんでした。

というのも、どうやら林業や大工さんなど木材を扱う業種の人が山の恵みを神様に感謝する祭事なので、ごく限られた人たちだけの行事なのだそうです。
ちょっとネット検索をしてみると、住宅メーカーや工務店のブログなどがヒットします。
地域や業界によって日もまちまちで、山が雪で閉ざされる前の12月9日に行うところもあれば、春の3月9日に行うところもあるようです。あるいは、年2回か。
ちなみに、自分が山祭りを知るきっかけとなった地元の会社では2月9日と11月9日だそうです。

芦峅寺の雄山神社

そこで、立山ではどうなのかと思って調べてみたら、立山町芦峅寺の雄山神社で3/9に山の神の祭りが行われているようです。

とやまの年中行事百選に選ばれていて、富山県教育委員会のガイドブックに掲載もされています。
また、YouTubeに紹介動画がありました。

前日から当番組の組頭の家で夜明かしして、当日早朝に触れ太鼓で男衆が集まり、その年の山での仕事の無事を祈るそうです。
立山や周辺の自然を大切にしてきた歴史があり、いまもその心を引き継いでいる行事なのかな、と思います。

私はただの一登山者、観光客みたいなものですが、登る時は立山を大事にする気持ちで訪れたいと、改めて思いました。
あと、以前にも立ち寄った立山博物館にもまた行きたいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
山祭り(地元の某会社では2月9日)の事を知ってからちょうど丸1年という、超個人的な理由で記事にしてみました。
それでは、また。

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