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目的と手段が逆転しないためのコツ

たつひこです。「売上を伸ばすつもりが、Twitterのプロフィールばかり編集していた」ってことは、誰にでもあります。夢中になる前に、セーブポイント(ツリー型メモ)を作っておけば、目的と手段が逆転することが少なくなります。

恐怖の質問「なんでこれやってるんだっけ?」

夢中になってしまったあと、怖いのは「なんでこれやっているんだっけ?」と我に返ったときです。理由を思い出すために時間を使いますし、次の手に悩んで疲れます。

自分で気づいたときは、まだマシです。他人から「それずっとやっているけど、効果あるの?」と聞かれて返答できないときが最悪です。気まずい空気が流れて「効果ないことはないんだけど、一応やってみてるんだよね……」とごまかすなんてかっこ悪いですよね。僕は昔よくごまかしていました。情けない話ですね。

セーブポイントをつくる

かっこ悪い事態を避けるためには、夢中になったあとではなく、夢中になる前が肝心です。夢中になる前に、セーブポイントを作っておきます。セーブポイントとは「なぜ自分がこれをやるのか」思い出すためのメモです。

メモの形式は文章よりも図をおすすめしています。なぜなら、ひと目で手段と目的の関係がわかるからです。

売上を上げるためにTwitterで集客が必要。Twitterはフォロー数が大事なので、ツイート頻度と内容、そしてプロフィールを見直す

という文章を読んでも、目的と手段の関係がひと目ではわかりませんよね。おすすめは以下のようなツリー型の図です。

図では、売上はユーザー単価と訪問ユーザー数、コンバージョン率に分解できることを表しています。ユーザー単価は、商品単価、注文数、商品種類数に分解できます。

便利ポイント: 手段から目的を思い出す

図を見れば、「Twitterフォロワー数を上げる」という手段は、「Twitter経由の訪問ユーザーを増やす」目的のためだと瞬時にわかりますし、同僚や上司に紹介するときもメモを見せればいいので楽です。

便利ポイント: アプローチ変更に悩まない

手段がうまくいかなかったときには、別の手段がすでに考えられているため、アプローチの変更に時間がかかりません。

図を見れば、売上はユーザー単価と、訪問ユーザー数、コンバージョン率に分解できるとわかります。仮に、いろいろ試した結果、ユーザー単価を上げることが難しいとわかったら「訪問ユーザー数を上げてみよう」とすぐにアプローチを変えることができます

手段と目的が逆転しない理由

手段と目的が逆転してしまうのは、頭の中が整理できていないからです。一度メモに整理しておけば、頭の中も整理されます。

1つの目的に対して、複数の手段を考えておくと1つの手段にこだわる必要がなくなります。「うまくいかなそう」と思ったら別の手段を試してみればいいのです。

まとめ

・手段に夢中になると、目的を忘れがち
・セーブポイント(ツリー型メモ)を作っておくと目的と手段が逆転しづらい
・夢中になる前に、セーブポイントを作っておき、頭を整理しておく
・セーブポイントがあると、手段から目的をすぐに見つけられる
・手段を変えるときも、セーブポイントを見れば、別の手段を見つけられる

かっこ悪い真似をしないために、あなたが帰ってくるためのセーブポイントを作りましょう

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