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Ep10「消費は投票」森と繋がり遠い未来を見据えて今を生きる:水谷伸吉

エピソード10!ゲストは音楽家坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体一般社団法人「More Trees」の事務局長、水谷 伸吉さんです。More Treesの森から始まる様々な活動や森林伐採の歴史的背景、森林伐採の大きな原因や日本国内、海外での活動をお話ししていただく中で、リスナーにできる「消費は投票」の本質を学び、遠い未来の為に今できること一緒に考えましょう。

◼︎SHOWノートはこちらから

◼︎エピソードの要約

00:00:00 消費は投票である!
00:00:39 オープニング「来年こそは頑張る!」
00:05:10 ゲストの紹介「坂本龍一の右腕More Trees事務局長」
00:06:39 More Trees「森から始まる様々な活動」
00:12:36 過去編「森林伐採の歴史的背景」
00:17:10 未来編「森林伐採の原因1位と2位」
00:20:57 何がきっかけ?「メーカー勤務からMore Treesへ」
00:25:12 森林保全とオラウータン「More Treesの海外活動」
00:30:51 リスナーにできること「消費は投票である」
00:36:29 目指せインスタ映え「Shinrinyoku世界共通言語」
00:40:00 あなたもエバンジェリスト「遠い未来の為に今できること」
00:46:16 タテキのまとめ「遠い未来を見据えて今を生きる」

◼︎黄金の経験note

エピソード10はmore Trees事務局長の水谷さんに出演頂きました。more Treesとは音楽家・坂本龍一氏が発足し、代表を務める森林保全団体です。森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。水谷さんは坂本さんからスカウトされた右腕として、実質活動のTOP推進者で、言わば「森のプロ」「木のプロ」「エコのプロ」であり、机上論では無く、現場を知る本物の「Sustainablilityのプロ」であると断言できます。森・山・土・川・海・空等を取り巻く、人間が生む環境問題を俯瞰している人が優しい入口から話してくれる内容となっています。

そもそもタテキなんでこんな凄い人と対談できたんだ!?って話ですよね。うん、知り合いが坂本氏の友人で、また違う知り合いが水谷さんの友人、LinkedIn的に言えば「2次コンタクト」ってやつですか?本当にご縁に感謝です。番組のイントロでも言っていますが、干城はいつか成し遂げたい事があります。それは「環境問題」です。4年間タテキが専属トレーナーを務めたジゼルに言われた事が全ての始まりです。1つはより多くの女性たちに貴方の格闘技の技術を教えて女性たちが自分自身の身を守る技術を得られるようにして欲しい、もう一つは母なる地球を守る活動や環境問題に一緒に取り組んで欲しい、と言われた事があります。アメリカに住んでいてリサイクルの習慣は寧ろ日本の方が渡米時は進んでいたし、健康面を考えてプラスティック製品の使用は避けていましたが、ジゼルがブラジル・アマゾンの熱帯雨林の伐採問題を始め、多くの環境問題解決に向けて活動している姿に刺激され、前まで見えていないものが見えてくるようになりました。

「安かろう・うまかろう・よかろう」の価値観が主体の昭和末期生まれの世代として、日常に溢れている「当たり前」が海の向こうに存在する熱帯雨林や動物達の犠牲の上で成り立っている事を知らなかった自分に腹が立ったし、影響力のあるインフルエンサーでもないタテキにとって出来る事は何か?と頭でっかちに考えていました。確かに自分一人で何か地球の為に、という行動は些細なものかもしれません。でもプロ格闘家としての活動・健康科学産業の事業運営・バイオハッカーセンタージャパン代表としての活動、全てにおいて環境に優しい、サスティナブルな考えや行動を紐付けて一貫性を保ちながら毎日必死に生きていたら、干城の考えや生き方に賛同してくれる仲間が加わって、「一人で出来る些細なこと」から「少しでも環境問題に取り組むコミュニティー」に一緒に成長できれば指数関数的に影響力は増えてくると思っています。

そんな思いを胸に込めて臨んだ対談は正に黄金の経験でした。「消費は投票」もうこの一言に尽きます。去年の暮れにラーメン王になる大西さんから今を生きる大切さを学びましたが、水谷さんからは「より良い未来を想像して逆算した今」を生きるアプローチの仕方を学びました。最前線で森林保護をしている水谷さんは、自分で植えた苗木が大木になるのを生きているうちに見届けられないのに、未来を見据えて生きています。改めて視点・視野・視座が広がった対談でした。


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