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第1話 どれだけ宝くじが当たりにくいか - 確率

 宝くじを当てるためには、 果たしてどれぐらいの運が必要だと思いますか?
 2013年の年末ジャンボ宝くじの1等当選金額は5億円でしたが、2018年はなんと2億も増えて、7億円です。
 ちなみに、平成28年度の宝くじ全体の総売上は7866億円でした。
 世の人がこれだけ多くのお金をつぎこみ、当たるかもしれないと買っている宝くじには、どれだけの運が必要なのでしょうか。
 具体的にイメージできるようなマンガを描いてみました。

 ケータイ番号が「090-2……」までしかわかってない場合、当たりのケータイ番号は「090-2000-0000」~「090-2999-9999」までの1000万通りあります。
 宝くじ1等7億円の当選確率は、1ユニット(2000万枚)あたり1枚の1等が入っているので、簡単に計算できます。

 つまり、マンガの主人公が起こした奇跡よりむずかしく、1等の当選確率はさらにその2分の1です。
 もしこんな傘を拾っても、主人公のように当てずっぽうに電話をかけてみる人なんて、実際にはいませんよね。
 今度宝くじを買う時、例えば10枚買うなら──
5回電話をかけてみて、はたして傘の持ち主が電話に出るかどうか。
 このチャレンジを一旦イメージしてからだと、3000円を宝くじに変えるかどうか判断が変わるかもしれません。
 ちなみ、冒頭で1等当選金額が5億円から7億円に増えたと書きましたが、2013年当時は1ユニット1000万枚で、当選金額は1.4倍に増えても、当選確率は2分の1になっているので、宝くじに託せる夢の量はちょっと減ってます。


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タテノカズヒロ

イラストレーター・漫画家。『マンガ 教養としてのプログラミング講座』『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし改』よろしくお願いいたします。/ HP - http://www.tatenokazuhiro.com/

コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし改

サイン・コサイン・タンジェント、こんなの社会に出て役立つことなんて皆無だから、そもそも習う必要ないんじゃないの?──継続的に耳に入ってくる意見です。そんなことないんじゃないかなと思う筆者が描く数学マンガコラムの改訂版です。
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