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Pガジェット(遊戯王OCG・音響戦士・超重武者)デッキ紹介記事


(1)【はじめに】


ご覧いただき、ありがとうございます。

このデッキはOCG(オフィシャルカードゲーム)マスタールールにおいて2023年1月のリミットレギュレーションに従った構築となっています。

参考にされる際は最新のリミットレギュレーションに合わせてお楽しみください。

マスターデュエルのみならず、OCGもプレイしてみたいという友人の要望から「ガジェット」を使用したデッキの構築に着手し、このデッキレシピを考案しました。

したがって、このデッキは「ガジェット」モンスターの「グリーン・ガジェット」、「レッド・ガジェット」、「イエロー・ガジェット」(以下、「3色ガジェ」とします)をそれぞれ3枚ずつデッキに組み込み、勝つことを目的としており、ペンデュラム召喚を活用して手札の3色ガジェを特殊召喚することでエクストラデッキから強力なモンスターを展開することを目指すデッキです。

(2)【構想】

では、具体的にエクストラデッキからどのようなモンスターを展開していくのか?

理想としては

先攻を取り、

「召命の神弓-アポロウーサ」と

「FNo.0 未来龍皇ホープ」もしくは「ヴァレルロード・S・ドラゴン」や「No.41 泥睡魔獣バグースカ」といったモンスターを出して制圧し、

次の自分のターンに再度ペンデュラム召喚を絡めて、「ヴァレルソード・ドラゴン」や「アクセスコード・トーカー」を召喚して攻撃することで、

相手のライフを戦闘ダメージによって0にすることを目指します。

(3)【最終盤面】

ここからは、このデッキをどのようにカスタマイズするかについて考えます。

前述の(2)で書いた相手の行動を妨害できるモンスターだけでは対処できない環境であれば、次のような要素を追加することを考えます。

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【最終盤面を強化するカード】

⚫︎「セリオンズ“キング”レギュラス
⚫︎「秘竜星-セフィラシウゴ」からの「竜星の九支
⚫︎「解放のアリアドネ」からのカウンター罠(神の宣告)
⚫︎「御影志士」から「フォッシル・ダイナ パキケファロ」をサーチしてから「鎖龍蛇-スカルデット」
⚫︎「アーティファクト-ダグザ」を出してから「奇跡の魔導剣士」等を出すことで、「アーティファクト-デスサイズ」をセットし、相手ターンに「竜巻竜」で破壊
⚫︎「調弦の魔術師」をP召喚することで、「ヴァレルロード・S・ドラゴン」をより出しやすくする
⚫︎「亡龍の戦慄-デストルドー」を「音響戦士ギータス」のコストにすることで、「F.A.ライトニングマスター」といったレベル7のシンクロモンスターを盤面に追加
⚫︎「グローアップ・バルブ」を「音響戦士ギータス」のコストにすることで、3色ガジェを素材に「ナチュル・ビースト」を盤面に追加
⚫︎「No.39 希望皇ホープ・ダブル」から「獣装合体 ライオ・ホープレイ」を出して、「ZW-天馬双翼剣」を装備する
相手のモンスターを破壊せずに場に残したまま効果を無効にした方が良い環境の時はこちら
⚫︎ 「No.39 希望皇ホープ・ダブル」 から「No.99 希望皇ホープドラグナー」を特殊召喚して、「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」や「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」といった「No.」モンスター
どうしても魔法を無効にしたかったり、相手の属性を水に変える事が強烈に刺さる環境のときはこちら
⚫︎「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」から「超重武者バイ-Q」を特殊召喚して、「フルール・ド・バロネス

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といった要素を組み込み、相手の行動をさらに妨害できる盤面を作れる構築が考えられる

魔法・罠カードから展開を始める要素は超重武者の縛りとアンシナジーとなるため、展開後に相手の行動を妨害するカウンター罠のようなカードを手札に加えるような要素なら組み込みやすい

しかし、ただでさえ1枚だけでは動けない3色ガジェを9枚も採用していることを考えると、

”デッキにいてもらいたい「手札に来ると困るカード」”(「超重僧兵ビッグベン-K」や「超重武者装留ガイア・ブースター」、「音響戦士マイクス」、「音響戦士ギタリス」等)が現状の構築でも多く、

これ以上“手札に来ると困るカード”(「竜星の九支」や「超重武者装留チュウサイ」等)をデッキに加えていくと勝率をあげていくのは安定性の面からだんだん厳しくなってくると判断し、超重武者の要素は「超重武者装留チュウサイ」で「超重武者カカ-C」をリリースする要素は取り入れず、「超重神童ワカ-U4」をフィールドに特殊召喚できる要素を中心に、(ギアギガントX)エクシーズ召喚とペンデュラム召喚の補助をする程度に止めることにし、現在の形に至ります。

より勝率を高めようと思った場合は3色ガジェを抜いて、超重武者の要素をもっと組み込んだり、超重武者の要素を抜いて汎用的な魔法・罠カードを使いやすくする方が安定的に自分の行動(特にギアギガントXの特殊召喚)を通せると思います。

(4)【動かし方】


大まかな流れは以下の通りです。

1.「ギアギガントX」を出すことで展開を開始します
2.「音響戦士ギータス」サーチ
3.「音響戦士マイクス」ss
4.「軌跡の魔術師」ss、(Pスケールを揃える)
5.   P召喚で手札のモンスターをss
6.「ガガガガマジシャン」を出すことで「FNo.0 未来龍皇ホープ」へ(制圧モンスターを展開)
7.残りのモンスターで「召命の神弓-アポロウーサ

展開例による詳細な手順を下記しますが、上記の大まかな流れの説明で理解できる方は読み飛ばしてください。

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【展開例】
手札例
・ブリキンギョ
・グリーンガジェット
・音響戦士ギータスの手札コスト
の計3枚
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1.ブリキンギョ召喚→ブリキンギョ効果→グリーンガジェット特殊召喚→グリーンガジェット効果→レッドガジェットを手札へ
2.(エクシーズ召喚、)ギアギガントクロス
3.ギアギガントクロス効果→音響戦士ギータスを手札へ
4.ギータスをPゾーンへ
5.ギータス効果、音響戦士マイクス特殊召喚(マイクスの永続効果発生)
6.(リンク召喚、)ギガギガントクロスとマイクスで軌跡の魔術師→軌跡の魔術師効果→音響戦士ギタリスを手札へ
7.ギタリスをPゾーンへ
8.(ペンデュラム召喚、)マイクス、レッドガジェット特殊召喚
9.レッドガジェット効果、イエローガジェットを手札へ
10.ギタリス効果、ギータスとギタリスを手札に戻す
11.ギタリスをマイクスの効果により追加召喚
12.(リンク召喚、)マイクスとギタリスでヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム、エレクトラム効果→超重神童ワカ-U4をエクストラデッキへ
13.ギータスをPゾーンへ
14.エレクトラム効果→ギータスを破壊し、ワカU4を手札へ、エレクトラム効果→1枚ドロー
15.ワカU4をPゾーンへ
16.ワカU4効果→ 超重僧兵ビッグベン-KをPゾーンへ、自身を特殊召喚
17.ビッグベンK効果→ 超重武者装留ガイア・ブースターを手札へ
18.ガイアブースター効果、装備
19.ガイアブースター効果、特殊召喚
20.(リンク召喚、)軌跡の魔術師、エレクトラム、レッドガジェットで召命の神弓-アポロウーサ
21.(シンクロ召喚、)ワカU4とガイアブースターでヴァレルロード・S・ドラゴン特殊召喚→サベージドラゴン効果→エレクトラム装備、ワカU4効果→Pゾーンへ
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完成盤面
攻撃力2400(3回)アポロウーサとカウンター2つのヴァレルSドラゴンとなる

(5)【採用候補】

ここからは、デッキに採用することを考えたカードを提示していきます。お好みに応じで取捨選択してください

⚫︎奇跡の魔導剣士(エクシード・ザ・ペンデュラム)
このデッキを考案した時には存在しなかったカードですが、エイジ・オブ・オーバーロードの発売により軌跡の魔術師と音響戦士の組み合わせがより強く使えるようになりました
⚫︎神聖魔皇后セレーネ
超重武者の要素を抜いてスモール・ワールドで音響戦士カードをサーチする場合はこのカードがある方がリンク4へ繋げやすくなります
⚫︎スプリガンズ
「スプリガンズ・メリーメイカー」からレベル4の機械族スプリガンズモンスターをエクシーズ素材にしながら「ギガンティック“チャンピオン”サルガス」を出すことで「タリホー!スプリガンズ!」をサーチすると、このデッキが目指す初動であるギアギガントXへと繋ぐことができます(ただし、超重武者要素は使えません)
⚫︎音響戦士要素
「音響戦士サイザス」は「音響戦士ディージェス」との相性が抜群です。「音響戦士ディージェス」で裏から表にしたり、「音響戦士ディージェス」で特殊召喚することで「灰流うらら」と「音響戦士ディージェス」をシンクロ素材にして「音響戦士ロックス」に繋げたり、「音響戦士ディージェス」をエクシーズ素材に「ギアギガントX」を出して「ギアギガントX」から「音響戦士ディージェス」を回収する動きが可能

(6)【終わりに】


このデッキを構築する際には、初期手札に 「3色ガジェット」 がどれだけ含まれているかを考慮し、デッキ構成を調整することをお勧めします。

因みに、40枚のデッキに9枚の 「3色ガジェット」 を入れた場合、少なくとも1枚が最初の5枚のドローに含まれる確率は
約74%
イエローガジェットだけ2枚にしたりすることで、8枚入れた場合だと1枚以上来る確率は約69%7枚だと約63%に下がります。
デッキの枚数を41枚以上に増やしたり、3色ガジェットの枚数を減らすといった調整を検討してください。

“最初の手札”に“2枚以上”、“3色ガジェが来る”確率も含まれています、確率計算を扱い慣れていない方はデータの取り扱いを間違えないように注意してください

期待値の計算として有名な話しとして
1%の確率で当たりが出るガチャを100回、回しても当たりが出る確率は約63.6%です



1枚初動
初動率(メイン40枚)
50%→5枚
60%→7枚
70%→8枚
80%→11枚
90%→14枚
95%→17枚

超重武者カードを入れている都合上「墓穴の指名者」といった魔法・罠カードが入れづらい構築になっているので、手札誘発モンスターによるデッキ枚数の増量といった変更が考えられます。

(7)【インフォメーション】

このデッキレシピ役立ったと思った方は、どんなデッキだったか見失わないように「いいね」や「お気に入り」登録をしておくと後で見返しやすくなりますので、タップをよろしくお願いします。

遊戯王カードデータベースからこのデッキをコピーしたい方はこちらからどうぞ↓

マスターデュエルで3色ガジェットを使ってデッキを組みたいという方はこちらを参考にしながら3色ガジェをデッキに入れてみることをおすすめします。

参考デッキ:音響戦士デッキ(マスターデュエル用)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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