強い野党を。

7月21日は参議院議員選挙ですね。
みなさん、投票に行かれますか?

私はこれまでも欠かさず投票に行って来ました。
と書いたところで、はて20代の頃は行ってただろうか・・・?とふと疑問に。

今年、被選挙人(立候補者)になって痛切に感じたのは、投票できるという貴方の権利を放棄しないで欲しい。ということ。
1票の重みは大きいのです。言うまでも無く、どんな金持ちでも偉い人でも、1人1票しかないのです。

そして1票を投じないということ(投票率が低いこと)は、組織票を持つ立候補者や政党が有利になるということなのです。
(なぜなら組織票を持つ方は、必ず投票に行くから)
今回の選挙でも、投票率が下がれば大きな組織票を持つ与党がより有利になります。


与党の本音は関心の無い方に選挙の投票に行って欲しくない。
選挙戦はヒートアップしない方が良い。寝た子を起こしたくない。
だからあまり選挙の報道がされない方が良い。
と考えていて、TVメディアなどもそれに応じて(忖度して)報道を控えめにしているのでしょう。
「今回の参議院選挙は争点が見えず、盛り上がりませんねえ〜」などと。


与党自民党の資金源は、日本の大手企業からの政治献金です。
大企業は政治献金する代わりに圧倒的に低い法人税率の恩恵を受けています。
大手銀行や流通、ソフトバンクやユニクロなんかも雀の涙ほどの法人税しか払ってません。その一方で中小零細はしっかり取られて、おまけに消費税で子どものおこづかいからも税金を取るのはいかがなものでしょう。
そしてTVのスポンサーは、大手企業です。メディアがお金を出すスポンサーの意向を汲むのは当然のことです。


日本の暮らしを良くするためには、強い野党が必要です。
与党と野党が本気でぶつかって、緊張感をもって政治をしていかないと良い日本にはならないと思うのです。
しかし、実際は野党のふがいなさが目につきませんか。


巨大な与党自民党がいいようにやっているように見えます。
安倍首相の思うがままの政治をさせておくと、独裁者になってしまうおそれもあります。
権力は分散しておくのが良いというのはどこの世界・組織でも同じこと。

7月15日に札幌で行われた安倍首相の街頭演説で、「安倍辞めろ」「増税反対」と声を上げたり、プラカードを掲げただけで北海道警の警察官に取り押さえられたという報道を見ると、独裁の道が現実に近づいているようでおそろしくなってしまいました。

では権力の行き過ぎを抑える強い野党はできるのか?
今、ネットで見るれいわ新選組の山本太郎代表の言葉には、唯一その強さを感じます。

熱烈な信者ではないのでここでリンクを貼るのは控えますが、youtubeで検索してご覧になってください。公式ホームページも。
心意気を感じると思います。

落選したらただの人。しかも特定枠の候補者が2人いるので、自身の当選は危ういところ。退路を断っての団体立ち上げと立候補。
並大抵の意志ではできません。

自分の一票をこの人に託したいな。こんな人に(再び)政治家になって欲しい。強い野党を作って欲しいと思います。