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芽室町議会と幕別町議会に視察へ

7月25・26日の2日間、東川町議会で十勝地方の芽室町議会と幕別町議会に視察に行ってきました。
十勝地方は、全国的に議会改革の先進的な取り組みをしている地域として有名で、中でも芽室町議会は今年度も全国1位の評価を得ている議会です。

東川町議会も議会改革を進めている最中で、参考にしたいと視察に向かったのです。
ちなみに東川町議会も全国の議会から視察にお越しいただいており、多い月は5議会くらいを受け入れてます。ただ議会の取り組みの視察ではなく、日本語学校や人口が増えてる町の視察対応というところがメインです。


議会改革の先進的な取り組みというのは、ひと言で言えば「住民に開かれた議会」となります。議会が何をやっているのか、議員がどんな仕事をしているのか、それを住民に知ってもらうことで、住民から信頼される議会にしていこうというものです。
その方法として議会報の内容を分かりやすくするとか、あるいは毎月発行にするとか(東川町議会は年4回発行)、facebookやtwitterなどのSNSの活用、ホームページの充実とこまめな更新など、情報をていねいに説明するということです。
両町とも、議会のインターネット中継(生や録画)で、自宅で議会の議論の様子を見ることができるようにもなっています。

議会の中身が見えるということは、見られても恥ずかしくない資質や知識を議員が備えていなければならず、年間予算を組んで大学の先生を呼んで勉強会や意見交換会を開催しているところは大いに見習うべきところです。

地方にいて、全国レベルの知識や情報を得る機会が限られてしまうなかで、逆に全国1位の評価を受ける先進的な議会って、素晴らしいなと感じました。

住民もきっと議会を誇らしく感じ、しっかりした議会の町に住んで幸せだなあと感じていることでしょう。
東川町議会も町民から信頼される議会にならなければ。と気持ちが引き締まったのでした。