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ビジネスは数値で語れ

こんばんは、たつさんです。
先週は天気が悪くて桜も散ってしまうかなーと思いましたが、若葉に少し残る桜の花びらも生命力を感じて綺麗だなーと感じます。
新年度で環境が変わった方は環境に慣れましたでしょうか?
気疲れする部分も多いかと思いますので、適度に休息を入れながら取り組んでいただければと思います。

本日は「ビジネスは数値で語れ」というテーマでお話していきたいと思います。
早速ですが、皆さんはどちらの人から商品を購入したいと思いますでしょうか?
・セールスマンA
こちらの商品は疲労を回復させる商品であり、お客様満足度は高くなっております。
単価は高いですが、決して高い買い物ではないと思いますので是非検討して頂きたいと思います。

・セールスマンB
こちらの商品は疲労を回復させるカルニチンが30%含まれており、90%以上のお客様満足度を3年連続で頂いております。
単価は5,980円と少し高いかもしれませんが、1日1杯のコーヒーを我慢すれば疲労回復を手に入れられると思うと、決して高い買い物ではないと思いますので是非検討して頂きたいと思います。

おそらく大半の方はBさんから購入したいと思うはずです。
この2人の説明で大きく違うのは具体性です。
その具体性を高めるために必要なのが「数値」になります。
数値は物事を客観的に評価することができ、相手に納得してもらうために重要なツールとなります。
社内外含め、様々なシーンで活用できますので、是非意識してみて下さい。

1) 上司への報告

皆さんが上司だったとしたら、部下から報告・相談・連絡を受けることが出てくると思います。
意思決定するにあたっても数値による評価は非常に重要になりす。
例えば、とある顧客の販売進捗状況について部下に尋ねた際に、
「販売は順調に進んでおり、計画から上振れておりますので引き続きフォローしていきます。」とだけ報告されても、「本当かなー?」と思わず思ってしまうかもしれません。

「販売状況としましては、数量は5000ケース、金額は40百万円、計画比120%で順調に推移しております。
一方で来月以降はお客様の方での需要が下がり、昨年比で80%に落ち込む可能性がある為、新しい取り組み提案を週に1回の頻度で行っており、今期中に5件以上を実現させて計画比110%で着地できるように取り組んでいきたいと思います。」
と数値を交えて説明されるだけで、状況・課題・行動が詳細に理解する事ができます。

自分の中では上手く伝えていても無意識のうちに抽象的な表現になっていることも多いかと思いますので、意識してみましょう!

2) 価格交渉

自分が出した見積もりがそのままお客様に承認されて進むことは稀ではないかと思います。

「御社の商品、もう少し安くなりませんか?」
「A社よりなんで高いのー?」
「安くするためにはどうしたらいいのー?」
というようなフィードバックをお客様から受けることもあるのではないかと思います。

そんな時も数値で交渉をする事が大切です。
「ご希望の価格からいくら値差がありますか?」
「A社との値差は何%くらいありますか?」
「100ケースの発注単位を500ケースに増やしていただければ5%値引きさせて頂きます。」
というように、数値情報を引き出す質問をすることも大切ですし、単純に「お安くします!」と答えるのではなく数値条件を示して提示することで誤解なく契約条件をすり合わせすることができます。

上司に対しても「〇〇社が提示した見積もりに対して値下げの要望をしておりまして、どうしたらいいでしょうか?」と相談しても相談の乗りようがないので、数値で情報を掴むことを意識してみましょう!

3) 行動の数値化

「積極的にお客様の会社に訪問して関係作ります!」
「密に情報提供しながら信頼を勝ち取れるようにします!」
無意識にこのようなことを言ってませんでしょか?
積極的とはどれくらいの頻度でしょうか?
密にとはどれくらいの頻度でしょうか?
と疑問が発生してしまう事がその施策が正しいかどうかを客観的に判断することができなくなります。

上司やチームメンバーとも相談しながら、
重要な施策は週一、効果的な施策は月2回、結果が出るまで時間が掛かる施策は月1回は進めておこう!という形で設定しておくことで、結果と行動を振り返り、改善する事ができます。
「週一で十分効果があったからこのまま進めよう!」
「月2回だと多すぎるので月1回でも問題なさそうだ!」
というように具体的かつ明確や指標を持つ事ができます。

自分の行動を客観的に棚卸しした上で、頻度を増減しながら取り組んでみましょう!

終わりに

いかがでしたでしょうか?
数値はビジネスにおける必須言語と言えると思います。
無意識のうちに抽象的な表現で会話をしてしまいがちが、そこに数値を織り交ぜることによって誰が聞いて話しても誤解なく進める事ができますので、この記事を参考にしながら取り入れていきましょう!

最後まで読んで頂き有難うございました!

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