記事を書く時に気をつけるべき著作権について整理する

皆さんこんばんは、福田達也です。

色々な記事を書いていると、「アレ?これって書いてもいいんだっけ?」と感じることがあります。

これまでは自分の肌感覚や、色々と学んだり聞いたことをベースに対応していたのですが、時々不安になるのもまた事実。

今回は、記事を書く時に気をつけるべきことのうち、著作権について整理してみます。

引用と転載について

1つ目は引用と転載についてです。記事を書いている中で、自分だけではない第三者の意見を使って説得力を上げたい…そんな時に使うのが他の記事からの引用です。

しかし、他の記事の方が量が多くなってしまうと引用の範囲を逸脱してしまう…。この線引はどこにおけば良いのでしょうか。以下の記事ではこのように書かれています。

「転載」と「引用」の意味
「転載」と「引用」の違いを一言でいうと、「自分の著作物に対する他者の著作物の割合」です。
~中略~
つまり、記事のメインが自分の著作物であり、他者の著作物はその補佐に使っている場合は「引用」となります。逆に、他者の著作物をメインとし、その補佐に自分の著作物を用いているのであれば「転載」ということになります。

「転載」と「引用」の違いとは?広報担当者が知っておきたい「転載」ルール | PRTIMES

引用と転載の違いは、自分の著作物と他者の著作物のうち、どちらが主であるかによって決まります。そして、他者の著作物がメインとなる「転載」の場合は、必ず著作者の許可が必要です。

それでは、自分の著作物が主であるとは、具体的にどの程度の割合なのでしょうか。これについては、一般的には、他者の著作物が全体の2割以下に抑えることが望ましいと言われています。

引用文章は自分の文章を支えるものです。それ自体がメインになってはおかしくなります。具体的にどのくらいの割合までOKと明確に決まっているわけではないですが、引用文が占める割合は多くても2割以下くらいではないでしょうか。

全てのライター必見!引用の正しいルールとは

また、引用を行う際には、分量の他に、自分の文章と関連性がある(引用する必然性がある)ことや、引用範囲が明確であること、引用文を改変しないこと、の3点にも気をつける必要があります。

引用・出典・参考の違いについて

もう一つややこしいのが引用・出典・参考の違いについてです。この3つについて以下のような違いがあります。

【引用】もとの著作物などからそのまま使うこと
【参考】もとの著作物などの内容を要約して使うこと
【出典】引用または参考にした著作物そのもののこと

「引用」「出典」「参考」の違いと使い分け、書き方のルール

もう少し噛み砕いて見てみます。引用は、前節でも述べたように、自分が何かを主張する際に、他の著作物の内容をそもまま掲載し論旨を補強するものです。

出典は著作物そのものについてです。例えば上記の「引用」の場合、リンク先のページが「出典」という事になります。また、自身の著作物の中に画像を「引用」してきた場合、その画像をどこから持ってきたのかという情報が「出典」という事になります。

参考は一つ以上の著作物の内容を自分なりにまとめる事を言います。また、この際に参考にした文献のことを参考文献といいます。多くの場合は、複数の参考文献から情報を拾い上げ、それを一つの論旨としてまとめます。あるいは、何らかの主張をする時に、そのデータの根拠として参考文献を記載します。

終わりに

今回は著作権の観点から、引用・転載・参考・出典の違いについて整理しました。

分かっているようで分かっていなかったという感じで、アウトプットすることで自分の中でも整理ができました。正しいルールに則って引用をしながら記事を書いていこうと思います。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いできることを、楽しみにしています。

参考文献


この記事が参加している募集

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?