ハマスによる10月7日のテロを非難した中東アラブ諸国

昨年10月7日のハマスによるテロに対して、中東のアラブ諸国がどのように反応していたのか、気になって調べてみました。最も早くハマスを名指しで非難していたのは、アラブ首長国連邦(UAE)でした。

UAEは翌日10月8日の日曜日に、イスラエルに対するハマスの致命的な奇襲攻撃を「深刻かつ重大なエスカレーション」と呼んで非難し、イスラエルの民間人が人質として自宅から連行されたことに「愕然としている」と表明しました。

湾岸諸国の中でUAEが明白な声明を発表したことは、重要な意味を持っています。なぜなら、UAEは2020年のアブラハム合意の一環として、イスラエルとの関係を正常化した最初の国であったからです。

UAEの外務省は声明の中で、人口密集地への数千発のロケット弾発射を含むところの、ガザ地区近郊のイスラエルの町や村に対するハマスの攻撃は「深刻かつ重大なエスカレーション」であると語りました。

「双方の民間人は常に国際人道法に基づいて完全な保護を受けなければならず、決して紛争の標的になってはいけません」と声明は続けました。

高齢者、女性、子供を含む約130人がハマスのテロリストによって拉致され、人質としてガザに連れて行かれました。

10月9日の月曜日の午後、バーレーンがアラブ首長国連邦(UAE)に続いて、イスラエルに対するハマスの攻撃を非難しました。

バーレーンの首都マナマの外務省は「ハマスによって開始された攻撃は危険なエスカレーションを構成しています」と表明しています。

「民間人を自宅から人質として拉致することを、バーレーンは非難します」と、声明は語り、戦闘を停止するための即時の取り組みを求めています。

https://www.jns.org/uae-appalled-by-hamas-attacks-on-israel/

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