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今は亡き恩師に感謝、浅見定雄氏に対して距離を置くことができた理由

人生は本当に何が起こるか分かりませんね。6年前に投稿した「日本基督教団:左翼の温床」という動画が、家庭連合(旧統一教会)の信者の方々の目に留まることになり、X(旧ツイッター)の方では、彼らとの交流が始まりました。日本基督教団は、統一教会を「犯罪集団」と呼んで迫害し続けてきました。その統一教会の方々と自分がSNSを通じて親しく交流することになるとは、夢にも思いませんでした。

若い頃の黒歴史をあれこれ思い出しました。当時の日本基督教団において、統一教会の信者に対して拉致監禁による棄教という過激な活動を行っていた指導者のひとりは、東北学院大学の浅見定雄氏でした。浅見氏に対して距離を置くことができたのは、恩師である熊澤義宣牧師のお陰だったと改めて気づかされました。

上に挙げた動画で説明した通り、日本基督教団はいわゆる「社会派」と「教会派」に分裂していました。いわゆる「社会派」のグループに属していなかったのは、不幸中の幸いでした。とはいえ、日本基督教団の四国教区にいた時には、社会委員会に所属することになり、「社会派」の方たちとも仲良くやっていました。従軍慰安婦の証言集会に関わり、尹美香と名刺交換したことは、私の黒歴史のひとつです。にもかかららず、統一教会の信者に対する拉致監禁による棄教活動に関わらずに済んだのは、ひとつには、自分が神学生の時に師事した熊澤義宣牧師が「神学と精神医学懇話会」という勉強会を年に2回ほど開催していて、その影響で、カール・ロジャースの心理カウンセリングや精神医学について、多少の知識を持っていたことで、浅見定雄氏の強引な説得を中心とする方法から距離を置いていたこともあったと思います。改めて今は亡き恩師に感謝したいと思います。

動画「日本基督教団:左翼の温床」
https://youtu.be/tiH-ToDPO_0?si=8uU4xa_UA5bitePQ

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