こんな夢を見た。

社名を洋風にしなければならないという法律が施行された。
いつの間にそんなのが？となっていたが、期日はもうすぐだという。
弟が、「(勤めている)会社がなくなるかもしれない。おそらくなくなるだろう」と言う。「名前が決まらない」と言う。
社名を洋風できなければ、会社を潰さなくてはならないという。
「なんだそれは？」
「要をカナメにするのではダメなのか？」(実際、弟が勤めている会社はそんな名前ではない)
弟は首を振るばかり。
「次の仕事、どうしよう？」
そう言う弟越しにテレビが見えた。
テレビにはビートたけしさんが出ていた。
今の会社の改名問題についていろんな人が話している。
その中でたけしさんは何も言わずにいるが、なぜか気になった。
たけしさんのヘアスタイルだった。
金髪にしている。
いや、それはたけしさんとして割と普通だが、なぜかとても不自然な金髪に見えた。
すると、たけしさんはその金髪の髪…カツラを外した。
「あぁ、やっぱり」と思ったが、カツラの下から出て来た地毛もなんだかおかしい。ウェーブのかかったボブヘア。なんだそれ？と思っていたら、たけしさんが「不自然な金髪だったでしょう？」と言った。
周りの人は「いや」「気にならなかった」とゴモゴモ言っている。
「で、これもおかしいでしょ？」
それに対しては誰も何も言わない。
「不自然なことで何かを誤魔化そうとしているけど、その何かがもっと不自然なことなんだよ」
とたけしさんは言う。
そうかもしれない…と思っていたら、雨の音が聞こえて、慌てて目を覚ました。

雨は降っていなかった。