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CSセミファイナル vs横浜BC


先週のQF2連勝で勢いがある両チーム。
下馬評ではキングスが優勢とみられる中、河村君のコンディションの回復がどこまで来ているのか・・・河村君が30分出られればキングスに対抗できると思うが・・・どうでしょう。

今日も張り切って書いていきます!

Bリーグ公式より


■ファウルトラブル

気合が入りすぎて前半からかなり笛を吹かれてしまった。
スタメンで入った岸本、今村がそれぞれ1Q5分程度で2回の個人ファウルを犯し早々とベンチに下がる。
後半に使いたいときに(ファウルトラブルで)起用できないことを死ぬほど嫌がる桶谷HCなので岸本と今村の前半は1Q5分で終わった。


スラムダンク 20巻 井上雄彦

いつもなら前半の閉めに岸本と今村が出てくるけどセカンドユニットが好調で出なくてすんだ。

審判団はセミファイナル中は変わらないからGAME2は手を出さずにピッピを事前に防いでいこう。

■海賊は松脇にひれ伏せ

いつもなら1Q残り2分くらいから出てくる松脇だけど前述のファウルトラブルもあり、出場のタイミングがかなり早まった。

プレータイム30分27秒(チーム最長)
3ポイント5/9(55.6%) 15得点
4Qフル出場

今日は松脇が当たった!シーズン終盤やや確率を落とした3ポイントのタッチが戻りセミファイナルで15得点。

得点の全てがスリーポイント。5本の成功はこの試合最多🏀
メタ的な書き方になってしまうけど、オフシーズンに松脇を獲得したのはセミファイナルの1勝でペイ出来たと思う。
RSで活躍出来てもCS失速する選手がゴマンといる中で大一番での活躍はマージで素晴らしい!

Basketball king twitterより

あと対人ディフェンスの機会は少なかったけど横浜のシューターのチェイスディフェンスがかなりハマった。相手のスクリーンをベリベリ突破して追いかけるのも凄く良かった!

攻守において素晴らしい活躍を見せた松脇がこの試合のMVP!

海賊は松脇にひれ伏せ!!


その後の会見で「泡盛はちょっと苦手です(o・・o)/」はナイショの話。

■Happy Birthday KOH

セカンドユニットはフィリピンが引っ張り
19分48秒出場 10得点 3アシスト TOV0 の活躍。

フリッピンが19分出てTOV0は多分初めてかもしれない。気合入っていたね。昨日CS爆発ニキで今村について書いたけど、そういえばフリッピンも千葉に在籍時、キングス相手にステップアップしてXファクターになっていたのを思い出した。

フリッピンは岸本のファウルトラブルもあっていつもより早いタイミングでコートイン。
3ポイント、ドライブレイアップ、アシストに絶好調。2Qには森井に対するブロックショットで会場を沸かせる。


見逃し配信で見直して気づいたんだけど、フリッピンのディフェンスがめちゃくちゃ良い。めちゃくちゃ横浜を困らせている。
3ポイントの確率が良くない森井をマークしていた事もあって、他選手のカバーの役割を任されていたフリッピンのヘルプのタイミングが素晴らしい事素晴らしいこと。
森川、須藤、大庭の3ポイントの確率を落とさせたのはフリッピンのヘルプディフェンスのおかげだった。

河村くんへのディフェンスも一番効いてたし、派手な得点やブロックだけじゃなくて目に見えにくい所で活躍をかましていたフリッピンもCS爆発ニキになっているのかもしれない。


■好調なアウトサイド

松脇も良かったし今村も良かった。
1Qの2本目。オリバーに対して大きくジャブステップして3ポイント打ったところとか、めちゃくちゃカッコよかった。

↓の動画の3本目のスリー。

今村の3PTS%  4/5 (80%) 13得点
松脇の3PTS     5/9(55.6%) 15得点

キングスのチーム3PTS% 12/26(46.2%)

チームとしてオープンの状態を作り、冷静に空いてる所にパスを出せたのがでかい

ビッグマン達のスキップパスや、ガード陣のゴール下への進入でタテヨコ+収縮のゆさぶりでズレを作ってオープンな選手にパス
ノンシューターだとしてもしっかり打ち切ってリズムを掴めた!
4Q途中まで接戦していたけど数字以上に差は大きいように感じた。


■4Qキレキレ岸本IN

前半のファウルトラブルの影響で岸本のプレータイムは4Qのオフィシャルタイムアウトまでわずか10分。
セカンドユニットが好調なこともあって十分すぎるほど休んだ岸本が4Qでキレッキレ。

あんなキレッキレ岸本が4Qに入ってくるとか反則だろレベルにキレッキレ。
4Q 3:50 頃の須藤を置き去りにしたレイアップのキレはちょっとヤバすぎ。

そら青木HCもタイムアウト要求しますわ。

他にいうことはない。ここで言いたかったのは岸本がキレッキレだったということ。コンディションはめちゃくちゃよさそう。

GAME2はファウルコントロールしてキレッキレの岸本を長い時間見せてくれることでしょう!

■横浜BCはいい試合をした

横浜BCはいいプレーをした。4Q頭まではしっかりついていってたけどさすがにドライブ×ディフェンス×の河村をかかえたままキングスに勝つのは難しい。

CJ25得点
河村11得点

はさすがの活躍だけど軸のオリバーが24分6得点はきつい。クーリーの集中力も高かったのでスイッチ対応されてもうまく抜ききれず琉球のインサイドを攻められなかった。
ピック&ロールからの2対2はよかったけど攻撃の主軸の3ポイントがキングスに上手く防がれたため、難しくなってしまった。

横浜BCが良い組み立てをしていたけどそれ以上にキングスのディフェンスが良かった。

■ディフェンスの勝利

松脇と今村の3ポイントが目立ったけどやっぱりディフェンスが良かった。
2Qの32失点はちょっとあれだけど、横浜BCの3ポイントを5/24(20.8%)に抑えたのは素晴らしかったと思う。
※3ポイントの成功率は30%が基準ライン

というのも横浜BCはQFのvs川崎2戦では3ポイント38.8%の超高確率で決めていたので、琉球戦でも3ポイントがひとつの主軸になると見られていた。
本来なら早い展開(トランジション)と河村くんのドライブアタックも武器になるんだけど、河村君のコンディションはやっぱり悪そう。

河村くんの怪我した右脚の大腿二頭筋はバスケの動作ではストップやブレーキの時に作用する筋肉なので、河村くん得意のスピードレイアップの着地時に死ぬほどダメージが来る。だからドライブが出来ないのだ。

ここぞとばかりにトレーナー感出すたつまる

だから3ポイントを主軸にするしかなくて、川崎戦は外国籍の怪我の影響で横浜BCがオープンになるシーンが多かったから高確率で決めれたけど、強度の高いチェイス(追いかけっこ)ディフェンダーが複数人いるキングス相手には中々厳しかった。追いかけっこディフェンダーが複数人いるとスイッチで対応できるからギャップが出来にくい。

だからセカンドユニットがバキバキにハマったわけ。

牧、松脇、田代、小野D、コーが「河村ぁ、森川ぁ、大庭ぁ、須藤ぁ!待てぇこらぁぁぁぁl!!!」
と役割を交代しながらめちゃくちゃ追いかける。

メンヘラゴーディー🔪🩸🔪

ターンオーバーも圧勝でキングスは久しぶに1ケタで試合を終えた。


琉球          横浜
9      TOV  18

それに強度の高いディフェンスで横浜BCのTOVを誘発し18個もボールを奪うことに成功。スティール10も素晴らしい。

対人ディフェンスももちろんだけど、シューターたちにボールを持たせない追いかけっこディフェンスが横浜BCのオフェンス時間を削り、難しい選択をするしかない状況をつくったディフェンスはまーじで素晴らしかった。
GAME2も頼むで!

■まとめ


インテリクーリー「ここが違うんだよ、ここが。トントン(




たつまる

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