見出し画像

【試合展望】いざ決戦!天皇杯決勝@有明コロシアム

高校野球の甲子園球場
ラグビーの花園
プレミアリーグのウェンブリー
テニスのウィンブルドン
NBAのマディソンスクウェアガーデン(MSG)・・・

各スポ-ツではそれぞれ聖地という場所が存在する。
それは、各選手にとって特別な場所であり憧れの地でもある。

ではbjリーグの聖地はどうだろう。
それ間違いなく、、、、

SO


「有明コロシアム」だ。


bjリーグのプレイオフ歴代ファイナルズを行ってきた場所であり、球団、ブースターにとっても思い入れの深い場所であることは間違いないだろう。


■ついに全員が揃った琉球

シーズンも佳境に入っていく中、飛勇の復帰とカールタマヨ(フィリピンの至宝)の加入でついにロスターが揃った琉球。カッチカチのインサイドの厚みをより一層強固にする、桶谷HC好みの素晴らしいロスターが揃ったわけだが、それだけではない。

ポジションレスバスケの解答はPG牧、ポイントダーラム。
外国籍アウトサイドの対応はダンカンを中心にチームでケア。
復帰組、田代&牧のコンディション向上。
EASLを経験したことによって得たスピードとフィジカルの耐性。

どれもこれも前半戦~中盤戦に苦しんだ内容であり、時間をかけて取り組んできた課題だった。
苦しんだ分、解答に対するチーム共通理解は明確だと思う。
事実ボールムーブは今までよりスムーズになっているし、ボールの置き所がある程度明確になってきているので迷いがない。
田代のぬるぬるインサイドアタックは精度を上げているし、フリッピンもスリーを打つメンタルが戻ってきた。

コンディションが下がっていってる選手はいないと思うのでプレータイムを得た選手はフルスロットルでいけば大丈夫。

タマヨと飛勇はDNP(did not play)になっちゃうのかな。
ビックローの速さの対策として両者は結構面白いと思うんだけど。リーグ2位争い直接対決広島戦でDNPだったから起用はないかな。

■ギャビン・エドワーズ欠場の千葉J


千葉ジェッツは中心選手であるギャビン・エドワーズの欠場が濃厚。
千葉Jにとってはリーグ新記録21連勝の中核を担ってきたプラン、ON3を起用できないのは痛手だろう。琉球との対戦では30分クラスで出場を予定したはず。

中心選手のギャビンを欠く中、Bリーグの再開を迎えた千葉Jは宇都宮と対戦。琉球対策としてうってつけの相手。

今シーズン調子がなかなか上がらない宇都宮相手とはいえ「エドワーズ不在でon3に頼ってきた代償を払うことになるだろうな」と思ってた時期が私にもありましたよ。・・・・結果

試合終了
千葉J 81-68 宇都宮

千葉Jの圧勝。笑えんだろ。ギャビン不在で昨シーズンの王者に勝つって。

ギャビンに加えて大倉くんも不在でなんで勝つんだよ。と思って確認しました。

はい。千葉ジェッツ強いっすね。

キングスが「強くて重い」なら
ジェッツは「強くて速い」 そんなイメージで大丈夫です。

富樫、Bリーグにおけるスーパースター。この人の紹介はもういいでしょ。
スピードえぐい+PnRのギャップを突いてくるクロスオーバーは唯一無二。ドリブルからスリーを打ち抜くのは岸本が代表格だけど富樫もやっぱりうめぇ。

米山ジャバくんね。専修大学3年特別指定選手→プロ契約か。。ふーんと思ってたら普通にフィットしてるし、結構バチンってプレッシャーをかけてくる。

覚醒中の佐藤卓磨もジェッツを支えている。
別に得点力が伸びてるとかそういうわけじゃないが、日本代表に選ばれた時の学びをそのままクラブに持ち込んでいい選手になっている。速さと早さに磨きがかかっているというか、フィジカルと判断の早さが昨シーズンと見違える選手になってんだけど。

あとSSR限界突破の原修太ね。
今シーズンの原の影響力はすごいと言われてはいたが、ちょっとこれは外国籍並みの影響力を持ち始めましたね。今が全盛期だと思う。パス、シュート、フィジカルと3拍子揃ったSSR原のパフォーマンスは素晴らしい。
宇都宮スコットを一人で止めきるフィジカルは千葉Jのインサイドの守備力をグーンと上げている。ダンカンとダーラムがストップされたらシャレにならんぞ。
ギャビンが不在の今、天皇杯決勝のキーマンはSSR原になります。

■盾でぶん殴る琉球vs槍をぶん回す千葉J

琉球の守備力とインサイドの強さはリーグトップクラス

千葉Jの攻撃力(爆発力)とスピードはリーグトップクラス

単純にホコタテ対決と思ったけど
琉球のイメージは「分厚い盾で受け止めてその盾で相手をぶん殴る」

千葉Jのイメージは「でっかい槍をぶん回しながら突き進む」(無双ゲーみたいな)

なんだよな。
キングスは守備で攻撃して、ジェッツは攻撃で守備するみたいな。

琉球はインサイドの主導権は絶対に渡さないし千葉は攻撃とスピードで絶対負けない。
千葉は攻撃の特性を守備面でも活かしてスピーディーに攻撃的にバチンと当たってくる。名古屋Dにフィジカルを加えた様な感じ。

琉球は日本人選手がペイントエリアまで進入してインサイドに影響を与えられるか、いわゆるペイントタッチがキーになると思う。

琉球のスリーがあたれば千葉は一気に苦しくなるし、千葉がインサイドで影響力を示すことが出来れば琉球は厳しくなる。

試合展望考えるの楽しいねー。

■琉球が勝つよね

いろいろ書いたけど希望もこめて琉球が勝つよね。

さすがにSSR原でもクーリーをストップできるとは思わないんだよなー。
ムーニー+もう一人でダブルチーム来ると思うけど、アウトサイドが空くし、ギャップが出来た状態で止められるほどキングスのフィジカルは弱くないでしょ。
リバウンド争いもキングス優勢だし、トラブルを起こせるとすれば中をがちがちに締めるディフェンスだけどこれは千葉Jのガラじゃない。

千葉Jのクリストファー・スミスは今村、牧を当てても実力差のミスマッチが起きるけど、上位互換のパウエル(EASL)を直近で経験できてるから、耐性があってイメージがしやすい。ビックローの所はエバンスを封殺したチームディフェンスがある。

ほらほらなんかキングスが勝つ気がしてきませんか?

約束の地有明コロシアムで天皇杯を掲げるのは琉球ゴールデンキングス!
ストーリー的にもこれが最高ですよ。

■まとめ


盾でぶん殴る琉球vs大槍をぶん回す千葉の決勝戦。
特徴がかみ合うがっぷり四つの試合になりそうでキーマンはクーリーと原修太。
ロースコアに持ち込んでペースを落としたい琉球だけど千葉の当たりが強くて結局はまぁまぁ早いペースになる。クーリーがOFリバウンドをむしゃむしゃもぎ取って千葉ムーニーがファウルトラブルに。終盤インサイドの優位性を活かし盾でぶん殴る琉球がヂリヂリ差を広げて

琉球87-78千葉

でキングスの初タイトル。

琉球「21連勝?俺たちとやってなかっただけやし!」


こんな感じを予想&希望して展望とさせていただきます。


たつまる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?