秋月龍珉(あきづきりょうみん)の本の紹介。(Ver230619a)

以前、キリスト教の信者のカール・ヒルティの本を紹介しましたが、
今回は、仏教絡みで、禅に絡んだ本を紹介したいと思います。

実の処、秋月龍珉(あきづきりょうみん)さんの本は、
手に取ってから2,3日しか経過していません。
ついでに言えば、自分で見つけた本ではありません。
他人様から教えてもらった本です。
でも、本の感触(最初の方を読んだだけで感じた事)が、
ヒルティの本に似ていたので、皆さまに紹介しようと思いました。

「一日一禅」(いちにちいちぜん)
   秋月龍珉(あきづきりょうみん)
    講談社学術文庫1598
        価格:1310円(税抜き価格)
           1441円(10%税の時の税込み価格)

手に取ってみて感じた事を述べたいと思います。
1日、1-2ページ程度の読書量だが、内容が深く、
この読書量でも、解釈など自分の中に取り込むには十分な読書量だと
思った。
だから、一年かけて、この一冊を読んでも、ちょうどよい本だと思う。

慌てて読む必要は無く、慌てて速読しても身に付きはしないと思う。
ヒルティの本と同様に、植物が少しずつ根を深く長く伸ばす様に、
読む人の心の中に、しっかりと根付かせるのが良い本だと思います。

以上の様な事を感じた本なので、紹介させていただきました。

以上です。